勝林寺アマビエ御朱印で疫病退散祈願、個性豊かな東福寺塔頭をめぐる

まとめ記事
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都東山にある大本山東福寺は紅葉名勝として有名ですが、周辺には数多くの塔頭寺院がたくさんあるのをご存じでしょうか?

小さな寺院が多いのですが、SNSで話題の勝林寺をはじめ、美しい庭園など小規模ながら個性豊かな寺院ばかり。

今回はその中でも初夏から夏におすすめのスポットを紹介させて頂きます。※一部、通常非公開寺院もありますので必ず各自HPで確認してからお出かけ下さい。


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勝林寺・毘沙門天のアマビエ御朱印で疫病退散を願う

東福寺には三門、本堂、方丈、庫裏をはじめとする主要伽藍を中心として25もの塔頭寺院があります。

通常公開や通常非公開など寺院によって拝観事情は様々ですが、特にSNSでも話題なのが“花手水”で話題の「勝林寺」ですね。

ここは週替わりの“花手水”が話題で京都西山にある「柳谷観音 楊谷寺」とともに一躍有名になった寺院で若い女性を中心に多くの参拝客で賑わいます。

境内はそこまで広くないのですが、本堂の前には“吉祥紅葉”という楓の木があり、初夏には“青もみじ”が美しい景観を創り上げます。

【東福寺塔頭】毘沙門堂・勝林寺にてSNSで話題の花手水と紅葉観賞
京都には12月中旬のこの時期になっても花手水が楽しめる寺院があります。その寺院とは東福寺塔頭のひとつ「毘沙門堂 勝林寺」で東福寺通天橋から徒歩5分以内の住宅街にあります。東福寺の紅葉シーズンは終わりましたが、「毘沙門堂 勝林寺」には12月になっても花手水があり、土曜日は花を替える日ということで早速行って来ました。

また写経体験、坐禅体験も人気があり、特に坐禅体験は早朝から行われることが多いのですが、勝林寺の坐禅体験は昼間に開催され、空きがあれば当日でも参加できるので人気があります。

長引くコロナ禍ですが“花手水”をはじめ、お洒落で特徴的な“御朱印”などこんな時代だからこそ少しでも心が和むように、との思いからの取組みを発信されている寺院です。

アマビエの限定御朱印と花手水のポケモン&シャボン玉コラボの様子をシェアします。

勝林寺のお洒落なアマビエ御朱印

“冠病泡滅”―。

新型コロナウィルスの終息を祈願する“アマビエ”の限定御朱印(1,300円)です。

人魚の陰影に神秘的なクラゲをあしらった“見開き、書置き”の御朱印です。

猛暑を和らげてくれそうな涼しげな色合いの御朱印となっており、とっても綺麗なデザインになっています。

最近の御朱印はSNS拡散力の影響もあってか、非常に芸術的で女性好みのカラフルでお洒落なものが増えてきたように思います。

若い人が寺院を訪れる機会が増えて“疫病退散”を祈願する様子を見ていると“コロナ終息”に向けた篤い願いは皆、一緒なんだと感じさせられます。

特にテレビでは連日のように飲食店の営業自粛問題で路上飲みなど感染対策に対する“若者”の危機感が足りない様子が報道されています。

でも勝林寺を参拝していると決して若者は感染対策に対して“無関心”な事はないと思わされる瞬間でもありました。

一日も早い“コロナ終息”を願う気持ちは誰もが祈願している共通の“願い”のはず。

ポケモンも登場!?SNSで話題沸騰の花手水

勝林寺の本堂で御本尊の毘沙門天をお参りした後に“アマビエ御朱印”を授かった後は“花手水”の方へ。

毎回、鮮やかな季節の花々で彩られた“花手水”ですが、7月はポケモンのキャラが登場していました。

花手水周辺をよーく見てみると普段からお地蔵さんやオオサンショウウオの置物が設置されてるのですが、今回はなぜか?ポケモンのキャラがいました。

また、梅雨明けから猛暑日が京都では続いてますが、そんな猛暑を忘れさせてくれるかのようにシャボン玉が“ふわふわ”と“花手水”周辺を舞っていました。

この“シャボン玉”も日にち、時間限定での取組みで、こういった取組みを季節ごとにされてるのが「勝林寺」です。

⇒【動画】勝林寺に舞う納涼シャボン玉

また2021年9月30日までは「花と水の京都」イベントで“レインアート”が“花手水”周辺には施されており、打ち水をすると絵が浮かび上がる仕掛けがされてます。

ぜひ、あなたも訪れた際は、意識してみて下さい。

個性豊かな庭園が美しい東福寺塔頭寺院とは?

東福寺周辺には塔頭寺院が25もあるのですが、他にも個性豊かな寺院が数多くあり、通常公開されてる寺院や通常非公開で特別拝観の時期だけ公開される寺院もあります。

特に庭園が美しい寺院が結構あり、それぞれ特徴的な庭園は必見の価値ありです。

個人的に気に入ってるのが数年前の特別拝観期間に訪れた「龍吟庵」の昭和の作庭家・重森三玲による枯山水庭園です。

この庭園はなかなか普段から拝観できない事もあり「ブラタモリ」でも紹介されてましたね。

昭和の作庭家として知られる重森三玲が手掛けた枯山水の姉妹庭園がある東福寺塔頭寺院「光明院」と初夏の桔梗が美しい期間限定公開される「天得院」をここでは紹介します。

詳しく見ていきましょう。

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光明院の枯山水庭園は東福寺塔頭随一の美しさ

光明院は1391年(明徳2)に東福寺の第70世住持である金山明昶(きんざんめいしょう)が開創した別名「虹の苔寺」とも呼ばれる寺院です。

特に桜や紅葉の時期に映える美しい苔庭「波心庭」が有名なのですが、東福寺方丈庭園や塔頭寺院・龍吟庵を手掛けた昭和の作庭家として名高い重森三玲による姉妹庭園としても知られており、その美しさは塔頭寺院のなかでも随一と云われています。

実際に訪ねてみると東福寺方丈や龍吟庵の庭よりも遥かに広大な敷地を誇る庭園であり、白砂と苔のコントラストがとても印象的な庭園であることに気付かされます。

「波心庭」は平安式州兵型の枯池に多くの石組を配しているのが最大の特徴であり、池泉式の枯山水庭園となっています。

境内は方丈、本堂、茶室からなり、庭園は方丈、本堂から眺めることができます。

比較的人が少ないスポットなので運が良ければ、この景観をほぼ独り占め出来るかもしれません。

東福寺塔頭随一の美しさを誇る光明院の枯山水庭園に癒される時間
今回は数ある東福寺塔頭のなかでも美しい枯山水庭園に定評がある「光明院」の紹介です。東福寺の南にある閑静な住宅街の中にあり、なかなかの穴場でした。美しい庭園をはじめ境内の様子や最寄駅から行き方を紹介しましょう。帰りに“花手水”が有名な東福寺塔頭「毘沙門堂 勝林院」にも立寄ってきました。

天得院・初夏の特別拝観で桔梗が咲き誇る庭園

天得院は南北朝時代の正平年間(1346~1370年)に東福寺第30世住持であった無夢一清(むむいっせい)禅師が開創した“東福寺五塔頭”に数えられる寺院です。

毎年、初夏の桔梗と秋の紅葉シーズンに特別拝観が行われる通常非公開寺院。

今回紹介するのは初夏の桔梗が咲き誇る時期の特別拝観の様子です。

天得院は京都でも随一の“桔梗の寺”として知られ、境内の枯山水庭園に咲き誇る“凛”とした紫と白の桔梗がこの時期、庭園を彩ります。

また寺院の敷地の関係で庭園はそこまで広くないのですが、スギゴケで一面覆われた見事な枯山水庭園となっており、初夏の青もみじ、秋の紅葉が美しい庭園です。

歴史的にも豊臣秀頼と徳川家康による因縁がある寺院で隆盛と衰退、取り壊しなど紆余曲折の歴史を繰り返してきた寺院でもあります。

東福寺の日下門前にある塔頭寺院なので東福寺拝観と併せて特に紅葉シーズンは特別拝観やライトアップが人気のある塔頭寺院となっています。

【東福寺塔頭】天得院の桔梗を愛でる初夏の特別拝観に行って来た
初夏の特別拝観が6月より京都各地の寺院でも始まっており、季節の花としては「桔梗」が6~7月に見頃を迎えます。今回は東福寺五塔頭として隆盛してきた歴史と“桔梗の寺”としても有名な「天得院」でスギゴケと桔梗が美しく映える枯山水庭園を拝観してきました。東福寺に隣接するアクセスも便利な「天得院」の魅力に迫りましょう。

東福寺エリアへのアクセスと駐車場について

●毘沙門天・勝林寺
TEL:075-561-4311
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15-795
■拝観料金 ※拝観自由
・特別拝観(新春・秋) 大人600円 高校生300円
■拝観時間 10:00~16:00
■アクセス 東福寺駅から徒歩が便利
・京阪&JR「東福寺駅」下車、徒歩10分
・市バス「京都駅前」より208系統「東福寺」下車、徒歩4分
・市バス「四条河原町」より207系統「東福寺」下車、徒歩4分
■駐車場 専用駐車場を利用(※スペース数台分)
※満車時は周辺のコインパークを利用。

●東福寺光明院
TEL:075-561-7317
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目809
拝観料金 志納金300円
拝観時間 7:00~日没
アクセス 東福寺駅又は鳥羽街道駅より徒歩
・JR&京阪「東福寺駅」下車、徒歩約15分
・京阪「鳥羽街道駅」下車、徒歩約7分
駐車場  なし、周辺コインパーク等利用

●萬松山天得院(※通常非公開)
TEL:075-561-5239
〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目802
◎初夏の特別拝観
■拝観料金 一般500円 中高生300円 小学生以下無料
※ライトアップは一般600円、中高生以下は同上
■拝観時間 10:00~17:00(閉門17:30)
※ライトアップは18:00~20:00(閉門20:30)
■アクセス 東福寺駅から徒歩が便利
・京阪&JR「東福寺駅」下車、徒歩15分
・市バス「京都駅前」より208系統「東福寺」下車、徒歩9分
・市バス「四条河原町」より207系統「東福寺」下車、徒歩9分
■駐車場  寺院前に5台程度スペースあり(無料)


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まとめ

東福寺エリアにある魅力的な個性あふれる3つの東福寺塔頭寺院の紹介でした。

東福寺は京都屈指の人気を誇る紅葉名勝として世界的にも有名なのですが、実は周辺に25もの魅力的な寺院があり、見応えのあるエリアなんですね。

すぐ隣のエリアには「御寺泉涌寺」や「泉涌寺別院・雲龍院」、西国霊場の「今熊野観音寺」などもあり、しっかり回ればまる1日かかります。

ともに秋の紅葉シーズンは絶景が広がるスポットばかりで人気なのですが、初夏の新緑シーズンもとても美しい景観が楽しめて比較的人が少ないのでかなりお薦めできます。

京都駅からひと駅というアクセスも便利なエリアとなってますので初めて訪れる方も安心して行くことができるエリアですね。

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