【京都紅葉めぐり】山科から醍醐まで洛東の紅葉名勝を地下鉄で縦断

まとめ記事
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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都にはたくさんの紅葉名勝があり、紹介してもしきれない印象があります。

今回は京都山科から伏見醍醐まで地下鉄東西線で紅葉名勝を縦断するルートの紹介です。

沿線の紅葉名勝めぐりについて詳しく見ていきましょう。


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山科から醍醐まで地下鉄東西線で紅葉名勝縦断

京都駅からJR東海道・山陽本線でひと駅の山科(山科駅)には京都を代表する紅葉名勝のひとつ門跡寺院の毘沙門堂があります。

毘沙門堂は山科駅から徒歩15~20分の場所にあり、山科から地下鉄東西線で六地蔵方面の沿線沿いには指折りの紅葉名所が点在しており、効率良く京都の“洛東エリア”の紅葉を楽しむことができます。

ただし毘沙門堂と醍醐寺は最寄り駅で降りても沿線沿いの紅葉名勝まで徒歩15~20分程度、勧修寺と随心院はいずれも徒歩5,6分ですが、勧修寺と随心院寺院間は徒歩15~20分程度の徒歩移動となり、結構歩くことになりますがいずれも見どころ満載のスポットばかりとなっています。

特に「毘沙門堂」と太閤秀吉公ゆかりの「醍醐寺」は京都でも屈指の紅葉名勝としてぜひ押さえておきたい人気のスポットです。

京都市営地下鉄東西線の沿線紅葉スポットを以下にまとめましたので参照ください。

●地下鉄東西線沿線の紅葉ガイド
山科駅→毘沙門堂門跡(徒歩20分)
小野駅→勧修寺(徒歩6分)
小野駅→随心院門跡(徒歩7分)
醍醐駅→醍醐寺(徒歩20分)

他にも理想的なルートとして山科から小野(毘沙門堂→勧修寺→随心院)まで地下鉄を利用し、随心院拝観後は京阪バスを利用して旧奈良街道を南下し醍醐寺前で下車すると醍醐寺総門の近くまで行くこともできます。

他にも宇治方面(六地蔵)から山科方面へと北上する逆パターンのルートもありますのであなたの旅行プランに合わせて参考にして貰えれば幸いです。

山科から醍醐まで沿線にある紅葉スポット

効率よく洛東エリアの紅葉名所めぐりのアクセス、ルートを紹介した後は京都市営地下鉄東西線の「山科駅」から「醍醐駅」までの沿線にある紅葉名勝を紹介します。

各スポットの詳細記事も参照しながら、読み進めて下さい。

毘沙門堂

毘沙門堂といえば「勅使坂」の敷きもみじと「晩翠園」の紅葉が有名です。

紅葉シーズンにはライトアップも行われ、特にライトアップされた「勅使坂」の上にある「勅使門」と紅葉が幻想的な景観を作り上げます。

紅葉クライマックスシーズンにはまるで勅使坂を覆いつくす絨毯のような“敷きもみじ”が美しいと評判で全国から観光客が押し寄せる人気スポットの代名詞にもなっています。

また晩翠園は江戸初期に造られた「池泉式回遊庭園」で「心字」の裏文字を模ったという庭園中央の池に亀石と千鳥石を配し、座禅石もある独特の趣ある庭園となっています。

毘沙門堂は敷きもみじの名所、紅葉見頃と混雑状況、見どころについて
京都山科にある毘沙門堂といえば“敷きもみじ”と“紅葉”が有名です。特に勅使門前の“敷きもみじ”はポスターになるほどで紅葉時期の風物詩で多くの参拝客が訪れます。今回は毘沙門堂の紅葉見頃と紅葉時期の混雑状況、紅葉シーズンの境内見どころの紹介です。また春のしだれ桜シーズンの見どころにも触れてますので参考になれば幸いです。
毘沙門堂は京都山科しだれ桜の名所、山科疎水ソメイヨシノとの競演美
秋シーズンの終盤になると勅使坂一面に絨毯のように広がる美しい「敷きもみじ」が有名な紅葉名勝「毘沙門堂」。ここは皇室ゆかりの門跡寺院として由緒あるお寺ですが、春になる宸殿前のしだれ桜が美しい桜の名所でもあります。近くにある山科疎水のソメイヨシノと開花時期が同時期なので毎回Kyotaroはセットでお花見に行きます。

勧修寺

「勧修寺(かじゅうじ)」は山科の隠れた紅葉名所(春には桜名所)と云われ、毘沙門堂や随心院など有名スポットの影に隠れがちです。

ですが境内には宸殿周辺、自然豊かな池泉式回遊庭園周辺は楓の樹々が多く、新緑時期には青もみじがとても美しく、秋になるとそれらが紅葉して美しいもみじの名所となっています。

春の桜から初夏にかけては季節の花々を楽しむことができ、秋になると紅葉名所として境内散策を楽しむことができます。

毘沙門堂や随心院とならぶ門跡寺院としてその歴史は千有余年と云われています。

境内南にある「氷室池」はかつてもっと広大な面積と規模を誇る池でしたが、秀吉の伏見城築城に際して新道建設の邪魔になったことから現在の規模になったといいます。

勧修寺は京都山科の隠れた桜と紅葉の名所、見どころと行き方について
京都山科といえば「毘沙門堂」や「随心院」などの門跡寺院が有名で桜や紅葉の名所としても知られています。有名な門跡寺院の影に隠れて京都山科にあるもうひとつの門跡寺院が「勧修寺(かじゅうじ)」です。池泉庭園が有名な門跡寺院の見どころと行き方について紹介します。

随心院

「随心院」といえば絶世の美女とも呼ばれた小野小町ゆかりの地。

今でも小野小町にまつわる史跡が寺院の周辺に残されています。

随心院境内の「能之間」から眺める「苔の庭」は静寂に包まれた美しい景観が広がり、秋には紅葉と緑苔のコントラストを楽しむこともできます。

特に庭一面が苔に覆われていることから「洛巽の苔寺」とも呼ばれるほどの規模となっています。

比較的人が少ない寺院なので11月トップシーズンでも週末を外せば、充分に静かな「苔の庭」と美しい紅葉を堪能することができるKyotaroおすすめのスポットです。

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随心院は梅園が併設されており、早春には梅の名所としても人気があります。

随心院門跡は小野小町ゆかりの地、能之間から眺める庭園が素晴らしい
今回は京都市山科区にある小野小町ゆかりの「随心院門跡」の紹介です。京都の市街地からやや離れた場所にある、隠れた紅葉名勝で秋の紅葉が素晴らしいスポットでもあります。美しい庭園に心を奪われる時間を堪能してきました。コロナ禍のこんな時こそ必要な時間かもしれませんね。

醍醐寺

醍醐寺といえば太閤秀吉が催した「醍醐の花見」でも有名な寺院ですが、秋には紅葉名勝としても定評があります。

特に紅葉の見どころとなるのが三宝院庭園の美しい庭園を彩る紅葉と醍醐寺の堂塔が建ち並ぶ伽藍エリアの紅葉が見事です。

三宝院では表書院から眺める美しく広大な池泉式回遊庭園と秋を彩る紅葉の景観はまさに絶景、表書院から眺めるとまるで自分が殿様になったような気分に浸ることができます。

また境内奥にある伽藍エリアでは堂塔と紅葉のコントラストが京都ならではの光景を作り上げます。

特に五重塔(国宝)と境内のいちばん奥にある弁天堂周辺の紅葉が見事で写真に収めたいスポットとして紹介させていただきます。

醍醐寺の見どころを徹底紹介、三宝院の特別公開と堂塔の並ぶ伽藍
世界文化遺産の総本山醍醐寺に行って来ました。醍醐寺といえば豊臣秀吉の「醍醐の花見」が有名でしだれ桜の名所として、また秋には紅葉の名所としてたくさんの参拝客が訪れます。今回はそんな醍醐寺の塔頭寺院「三宝院」の特別公開と五重塔や金堂をはじめ堂塔の並ぶ伽藍など必見の見どころを紹介します。

上醍醐の神聖で美しいもみじ狩り

上醍醐は醍醐寺から登山参道で目指す山頂近くにあった「准胝堂」が西国三十三ケ所第十一番霊場でしたが、2008年8月の落雷で全焼してしまったことで知られます。

登山道入り口の女人堂から先は醍醐寺伽藍拝観とは別に入山料が必要な聖域となっており、ここから先は健脚登山となっています。

登山自体は1時間程度で登頂することができますが、体力に自信のない方は休憩しながらですと90分から120分は所要時間が必要となります。

自然に囲まれた環境にあり、登山途中は醍醐山の自然の中に境内があるので山頂付近にある五大堂や開山堂周辺では自然の紅葉を楽しむことができます。

ちなみに「准胝堂」があった場所は現在、焼失したまま平地になっており、何もありませんが、少年サッカーコート一面くらい取れる広大な敷地となっています。

山頂の開山堂前の展望台からは京都府南部の山城平野、遠くには西国三十三ケ所二十番霊場「善峯寺」がある西山連山を眺望することができます。

青もみじが美しい初夏の季節と紅葉シーズンが登山にはおすすめの時期となります。

上醍醐登山で准胝堂、山頂までの所要時間と見どころ徹底紹介
先日、醍醐寺から登山参道で上醍醐まで行って来ました。女人堂から先は入山料が必要な聖域で山頂近くにある「准胝堂」が西国三十三所第十一番霊場でしたが、2008年8月の落雷で全焼してしまいました。現在、納経と御朱印は醍醐寺伽藍内観音堂、上醍醐登山口の女人堂で受けることができます。今は再建に向けて準備が着々と進められています。


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まとめ

今回は京都山科にある紅葉名勝を地下鉄沿線ガイドとして紹介させて頂きました。

山科といえば京都中心街から離れており、山科駅近くにある毘沙門堂は人気がありますが、それ以外の勧修寺、随心院は比較的シーズンでも観光客が少ない寺院となっています。

京都市営地下鉄東西線の山科駅を起点に地下鉄沿線を縦断すると効率よくめぐることもできます。

京都洛東の紅葉めぐり、京都中心部からやや離れた地域で平日に行けば比較的観光客も少なくて美しい紅葉をたっぷり楽しめるエリアとなっています。

密を避けたおすすめの紅葉満喫ルートとして“静かに旅したい”あなたの京都旅行のプランに入れてみては如何でしょうか?

※週末や連休などは混雑するので事前情報を確認のうえお出かけください。

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