京都“青もみじ”の名所と穴場、祇園と清水「東山」の王道を歩こう

まとめ記事
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京都在住の京都大好きブロガーKyotaroです。

桜のシーズンが終わり、ゴールデンウィークも明け、例年ですと京都は修学旅行生で賑わうシーズンです。

5月は新緑が美しく、特に“青もみじ”は格別に心をリフレッシュさせてくれる眩しさを解き放っています。

紅葉の朱いもみじも綺麗ですが、萌えるような若葉色の“青もみじ”もすごくいいですよ。

Kyotaroもここ3年くらいの間に“紅葉”より“青もみじ”を見に行く方が多くなりました。

今回は京都祇園界隈から清水にかけての“青もみじ”名所と穴場の紹介です。


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京都祇園界隈にある青もみじの名所とは?

今回は京都東山の王道ということで京都の繁華街「四条河原町」から歩いて行ける距離にあるスポットの紹介です。

四条河原町から鴨川を渡った先が祇園界隈となり、そんな街中にある「建仁寺」と東山の麓にある「青蓮院門跡」の紹介です。

ともに紅葉名所ですが“青もみじ”の美しさは東山随一ですのでぜひこの季節に訪れていただきたいスポットとして紹介します。

建仁寺

「建仁寺」は日本最古の禅寺といわれる臨済宗の大本山寺院です。

見どころはズバリ!「双龍図」「風神雷神図」と個性豊かな日本庭園「潮音庭」「方丈前庭大雄苑」「〇△□乃庭」です。

境内は見応えがあり、ぜひじっくり巡っていただきたい寺院です。

“青もみじ”は大書院、小書院に挟まれた「潮音庭(三連の庭)」で見ることができますが、ゆっくり座って眺めることをおすすめします。

庭園中央には「三尊石」と「座禅石」が配置された枯淡な“四方正面の禅庭”で周囲を囲むように植えられた“青もみじ”が絶景を創り上げています。

また“青もみじ”は見れませんが、方丈前庭「大雄苑」は白砂と緑苔、巨岩を配した見事な枯山水庭園で縁側に座ってここでも庭園を眺めるのがKyotaroスタイルの拝観です。

方丈は重要文化財に指定されており、かつては銅板葺屋根が印象的でしたが、2014年(平成26)開催の「開山栄西禅師八百年大遠諱」を機に枕葺に戻されました。

法堂へ行く通路から振り返った方丈の勇壮な外観がとても素晴らしいですね。

※拝観料金 大人600円 別途必要

建仁寺4つの見どころは双龍図、風神雷神図と潮音庭、方丈前庭大雄苑
梅雨の中休み、梅雨入りしたとは思えない快晴に思わず外出し、コロナによる拝観休止が続いてましたが6月8日より拝観を再開した「建仁寺」へ行って来ました。建仁寺は2つの庭園を眺めてのんびり、2つの芸術画を見て背筋がシャキッとする、メリハリの利いた見どころがある京都最古の禅寺。今回は拝観中に退屈してる暇がない建仁寺の紹介です。

青蓮院門跡

「青蓮院門跡」は皇室ゆかり「京都五箇室門跡」のひとつに数えられ、境内の「池泉回遊式庭園」と「青不動」が有名です。

「青不動」は小御所の裏側にある本堂に安置されていますが、拝観できるのは複製品で本体は「青蓮院門跡」の飛地境内「青龍殿奥殿」に保管、通常非公開となっています。

「池泉回遊式庭園」は「祖阿弥の庭」と呼ばれており、境内「華頂殿」から眺める光景が素晴らしい事で知られています。

また庭園内は下りて散策することができ、庭園奥の「霧島の庭」周辺で素晴らしい“青もみじ”を楽しむことができます。

また境内堂宇をめぐる際の「小御所」周辺でも美しい“青もみじ”を見ることができ、静まり返った境内に京都ならではの風情が漂います。

境内は結構広いので拝観には最低1時間程度は時間がかかります。

※拝観料金 大人500円 別途必要

青蓮院門跡の見どころを徹底紹介、国宝の青不動と池泉式回遊庭園
京都には「門跡寺院」とよばれる皇室に深い関わりがある寺院があります。そのひとつが「青蓮院門跡」で青不動と書院から眺める美しい庭園が有名な門跡寺院です。皇室との深い関わりを示す寺壁の白い五本線をあなたは知っていますか?京都のお寺を拝観に訪れた時に注目してみてください。「青蓮院門跡」の寺壁にもありました、五本線が。

東山「ねねの道~清水」王道の“青もみじ”満喫

東山麓にある円山公園を拠点に北側に位置するのが「青蓮院門跡」でしたが、南側に行くと「高台寺」や「二年坂・三年坂」があり、さらにその先に「清水寺」があります。

祇園界隈から「二年坂・三年坂」を経由して清水寺周辺までは歩いて巡る京都では定番の観光地であり、デートスポットにもなっています。

以下、円山公園から近い順に紹介していきましょう。

高台寺

「高台寺」には毎年“しだれ桜”を見にKyotaroは訪れています。

秋の紅葉や春と秋のライトアップなども有名ですが、個人的には方丈庭園の“しだれ桜”が気に入ってます。

秋にはライトアップまで行われる京都でも指折りの紅葉名勝なので境内では至る所で“青もみじ”が堪能できます。

また“しだれ桜”が美しい方丈庭園以外にも「蓬莱式庭園」「臥龍廊」「傘亭・時雨亭」など見どころが満載です。

「高台寺」は北政所ねねが祈願し秀吉の菩提を弔うために1606年(慶長11)に創建した寺院で境内には「観月台」など、ねねの秀吉への思いを感じさせる史跡が複数残されています。

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※拝観料金 大人600円 別途必要

高台寺のしだれ桜と円山公園の祇園しだれが2021年は既に満開に?
2021年春、京都では各地の桜が続々と見頃を迎えています。京都東山を代表するしだれ桜の名所「高台寺」や「円山公園」も既に満開間近?との情報を聞きつけ例年より1週間早く見に行ってきました。気になる京都を代表する桜の開花情報、早めの開花に伴い本当に満開を迎えていたのか?

圓徳院

「圓徳院」は高台寺の塔頭寺院で北政所ねねの終焉地として有名な寺院です。

高台寺と「ねねの道」を挟んだすぐ反対側に位置する寺院でセット券も販売されているので高台寺と併せて参拝する人も多いです。

ねねゆかりの寺院ということで入口の「長屋門」曲線を描く唐破風屋根が特徴的な「唐門」など“女性らしさ”を感じる景観となっております。

春から初夏にかけては唐門をくぐり、境内の方丈周辺まで“青もみじ”とともに季節の花々が出迎えてくれるまさに女性らしい美しさを感じさせてくれます。

また境内の北書院から眺める北庭も“青もみじ”のスポットで太陽光が若葉に反射する眩しい光景がまさに絶景といっても過言ではありません。

小さな寺院ですが、ねねが季節の花々や紅葉を楽しんだという「南庭」と小堀遠州が作庭した「北庭」素晴らしいふたつの庭を堪能することができるスポットです。

※拝観料金 大人500円 別途必要

【高台寺塔頭】圓徳院はねね終焉の地、小堀遠州公ゆかりの名庭を紹介
先日、京都東山にある秀吉公ゆかりの高台寺に行って来ました。その高台寺の向い側にある塔頭「圓徳院」は秀吉の妻、北政所ねねが晩年を過ごされたという寺院です。ここの北庭、南庭はあの小堀遠州が作庭したという美しい庭園。北政所ねねも眺めたという庭園を眺めながら心地よい晩春の陽気を楽しんできました。

清水寺

「清水寺」は京都観光の代名詞であり、修学旅行の聖地(メッカ)でもある京都を代表する寺院のひとつです。

“清水の舞台”が有名で知らない人はいないというくらいの知名度、今や海外でも有名となり、世界中のガイドブックでも紹介されています。

2020年(令和2)、令和の時代になりましたが「平成の大修理」と言われた10年以上の歳月を要した本堂屋根の葺き替え工事が完了しました。

現在は新しくなった美しい本堂の屋根を見ることができます。

“青もみじ”は境内・奥之院の先にある「子安塔」や「音羽の滝」周辺が見事で諸堂参拝の後は“グリーンシャワー”が出迎えてくれる、そんなイメージです。

音羽山(東山)の中腹に建っている寺院なので奥之院周辺から先は自然豊かな境内の景観が続きます。

※拝観料金 大人400円 別途必要

清水寺「平成の大修理」はいつまで?本堂檜皮屋根葺き替え工事が完了
今回は京都観光の代名詞、修学旅行の聖地「清水寺」の紹介です。「平成の大修理」が始まり10年以上経ちましたが、今回本堂の屋根の葺き替え工事が完了したとのことで張り切って拝観に行って来ました。そしたら「あれ?まだ工事終わってないところあるんや」「まだ工事してるんや」。久しぶりに拝観してきた感想と見どころをまとめました。

東山の青もみじの“穴場”と言えば?

最後に東山「祇園・清水」の“青もみじ”穴場を2ケ所紹介します。

いずれも境内はKyotaroが“緑の景観”という印象を持ってるくらい“青もみじ”が美しい景観となっています。

詳しく見ていきましょう。

長楽寺

「長楽寺」は平清盛公の娘・建礼門院ゆかりの寺院で“銀閣寺の池泉回遊式庭園”の試作庭園があることでも有名です。

円山公園のさらに奥にひっそりと佇む寺院ですが、境内は陽光を遮断するくらいの緑一色に染まっていて、まるでアニメの世界に出てきそうな光景が広がります。

樹々のボリュームから“青もみじ”は境内に入った瞬間から楽しめます。

紅葉も綺麗ですが、個人的には“青もみじ”の季節に行かれることをおすすめします。

また境内書院の前に広がる庭園は「相阿弥」が作庭した池泉鑑賞式庭園で「銀閣寺(東山慈照寺)」の試作として造った庭園である、と云われています。

参拝する人が少ない寺院なので初夏は庭園鑑賞もひとり占めできる確率が高い“穴場”スポットです。

※拝観料金 大人500円 別途必要

京都の長楽寺は建礼門院ゆかりの寺院、銀閣寺庭園の試作庭を拝観
京都東山にある円山公園の奥に平家物語ゆかり、平清盛公の娘「建礼門院」がご出家されたという「長楽寺」があります。東山の麓にひっそりと佇み、京都の繁華街である祇園から近いわりに普段は参拝者が少ない寺院で京都でも穴場のスポットです。今回は八坂神社、円山公園を通り過ぎ、祇園から歩いて5分程で行ける長楽寺の紹介です。

法観寺(八坂の塔)

「法観寺」とは祇園の街や「二年坂・三年坂」を歩いてる時に見えるあの“五重塔”がある寺院です。

不定休でたまにしか拝観できないのですが、境内は五重塔がメインで境内には「太子堂・薬師堂」「八坂稲荷神社」「朝日将軍木曽義仲塚」があるのみの狭い境内です。

五重塔周辺にカエデの樹々が植えられており、初夏は五重塔と“青もみじ”のコントラストが素晴らしい景観を創り上げる、まさに隠れた“穴場”です。

五重塔は内部も公開されていて1階には五智如来像(大日、釈迦、阿しゅく、宝生、弥陀)が安置されていますが、とても歴史を感じる古い像です。

また2階にもあがれますが、階段が急で細いので脚を踏み外さないよう注意が必要です。

五重塔の構造を参考に造られたのがあの「東京スカイツリー」というから驚きです。

※中学生未満は拝観不可の寺院となっています。

※拝観料金 大人400円 別途必要

法観寺(八坂の塔)は通常非公開?五重塔内部を拝観できた貴重な体験
建仁寺塔頭寺院「霊源院」を訪ねた後、八坂通りに出た時、まっすぐ東を眺めると、緩やかな通り坂の上に建つ五重塔が見えたので吸い込まれるように目指しました。遠目からシャッターチャンスを伺いながら、気付けば五重塔下まで辿り着いてました。そうすると非公開だと思っていた法観寺「八坂の塔」が公開されていました。


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まとめ

今回は京都街中から歩いて行ける“青もみじ”の名所と穴場の紹介でした。

「祇園・清水」は歩いていける距離に繁華街から有名な社寺がたくさん立ち並ぶ、まさに“史跡の銀座通り”といっても過言ではないエリアです。

京都観光といえばこのエリアは外せないスポットが点在していますので一日時間を取って計画的にめぐるのがおすすめです。

紅葉シーズンは混雑して観光客の大渋滞が巻き起こるエリアですが、初夏の“青もみじ”の季節はそこまでではないので平日に行くと人気スポットの絶景をひとり占めできるかも。

絶景が広がる静かな境内でひとりだけ、大切な誰かとふたりだけ、って結構ロマンチックですよね。

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