金戒光明寺と真如堂、徒歩移動できる2つの桜名所をのんびり散策

京都桜の名所


“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

金戒光明寺と真如堂はともに京都を代表する紅葉名勝としても有名です。

紅葉が美しいということは桜のシーズンも当然ながら楽しむことができるのですが、この2つのスポットは歩いてすぐの距離にありますので効率よく観光できることでも有名です。

今回は京都の中でも比較的静かな景観を誇る2つの名刹より桜の開花情報をシェアします。


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金戒光明寺の山門付近の桜が美しい

「金戒光明寺」は山門付近の桜、しだれ桜がとても美しいスポットです。

高台にあるため眺めもよく、京都西山連山やホテルオークラ、京都タワーまで見渡すことができるロケーションを誇ります。

金戒光明寺の境内見どころ、桜を中心に紹介していきましょう。

金戒光明寺は京都守護職本陣、新選組発祥の地

金戒光明寺は会津藩による“京都守護職本陣”かつ浪士組を始まりとした非正規部隊であった新選組を京都守護職預かりとした“新選組発祥の地”として有名です。

京都守護職本陣としての歴史があるため、金戒光明寺は立派な城郭構えの造りとなっており、高台に建つ山門は高さ23mもあり、楼上(非公開)からは京都市街地が一望できます。

かつて京都守護職であった会津藩士の本拠地にこの地が選ばれたのも、楼上から京都の街を監視するのが目的だったといいます。

金戒光明寺の桜と境内見どころ

金戒光明寺は京都市左京区黒谷の住宅街にあり、読み方を「こんかいこうみょうじ」といい、由来は「金剛宝戒」という言葉から来ています。

江戸幕府が会津藩に本陣を置かせて京都警護の要衝としたのが金戒光明寺のはじまりとされています。

境内に咲き誇る桜の見どころについて紹介します。

金戒光明寺の山門は桜に包まれた景観


丸太町通から黒谷の住宅街を抜けて辿り着くのが金戒光明寺正門「高麗門」でまるで城郭のような構えが特徴的な門となっています。

高麗門を通り抜けて200mほど歩くと左手、石段の上に勇壮な山門が見えてきます。

桜のシーズンはこの石段下から眺めると山門前の桜が満開で、まるで桜に包み込まれるような景観が美しいスポットとなります。

山門の先には勢至丸(幼き日の法然上人)像があり、この付近も桜が満開に近い状態となっていました。

勢至丸の幼名は阿弥陀仏の右脇侍である勢至菩薩から来ていると云われます。

山門の手前には“ソメイヨシノ”が中心に咲き誇りますが、“佐野藤右衛門桜”という“しだれ桜”の木が一本だけあり、“ソメイヨシノ”より一足早く可憐な花を満開に咲かせていました。

金戒光明寺の境内墓地と阿弥陀堂に咲く桜

金戒光明寺の東側に位置する極楽橋の先の高台、三重塔より北へ進んだ先には「会津藩殉難者墓地」があります。

幕末に起きた「禁門の変」「鳥羽伏見の戦い」で会津藩は実に360名という多くの犠牲者を出し、本陣のあった金戒光明寺境内の墓地に埋葬したと云われます。

「会津藩殉難者墓地」には桜の木が植えられており、殉職者たちを慰めるかのように毎年春になると満開の花を咲かせています。

金戒光明寺の山門よりさらに石段を上がった正面には「御影堂」があり、その右手にある「阿弥陀堂」前の桜もほぼ満開近い状態でした。

Kyotaroが訪ねた時はブライダル用の写真撮影が行われていました。

金戒光明寺は夕陽の名所?

金戒光明寺は高台に建っているため、実は夕陽の名所としても知られ、かつてはここから眺める夕陽を“法然上人”もこよなく愛したと云われています。

境内には18もの塔頭寺院があり、そのひとつである「西雲院」に会津藩の墓地があります。

西雲院の南側にある三重塔付近から京都西山に沈む美しい夕陽を眺めることができます。

かつて法然上人は西雲院に祀られている「紫雲石」に座り、夕陽を眺めながら「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えたという言い伝えが残っています。

山門から御影堂のある境内までは再び石段をあがりますが、ここにも参道沿いに桜が咲き誇り、鐘楼と桜越しに京都市街を遠望することができます。

金戒光明寺の石段を上がって境内に到着したら、まずここでホッと一息ついて、後ろを振り返り、遠くに広がる美しい京都の街並みを眺めてみてください。

金戒光明寺のアフロ仏像と極楽橋

金戒光明寺といえば“アフロ仏像”が有名ですが、なかなか見つけられない人もいるようなのでここでシェアします。

山門を潜った先に境内へと続く石段がありますが、上らずに道路を右手進んでいくと「極楽橋」に辿り着きます。

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極楽橋の先には三重塔が見えますが、墓地の石段を登りきった高台からの眺望が法然上人がこの上なく愛したという夕陽の名所となっています。

極楽橋周辺にも桜が咲いていて山門をバックにした「極楽橋と桜」の写真撮影のスポットになっています。

極楽橋の傍には仏像イラスト入りで「五劫思惟阿弥陀仏様→」という看板があります。

「イラストを見ても髪型がアフロではないか~?」

アフロ看板の先は墓地になっていてまっすぐいくと桜の木の向こう側に五劫思惟阿弥陀仏が見えてきます。

そう頭がまるで“アフロ”のような珍しい容姿の仏像様ですが、しっかり一年ぶりにお参りして来ました。

金戒光明寺にもあった!?京都でプチ流行の“アヒル手水”

金戒光明寺の境内、御影堂の左手前の茶処に隣接して「手水舎」があります。

最近はコロナ感染拡大防止のために水の放出を止めてる寺院も多いのですが、金戒光明寺の手水舎には“アヒル”がたくさんいるではないか?

この光景はどこかで見たことあるような、と思いつつ粟田口にある「粟田神社」の“アヒル手水”を思い出しました。

金戒光明寺のほうがさらにたくさんの“アヒル”と“亀”、そして花が生けられてたのでとても賑やかで「心がホッとさせられる癒しの時間」でしたね。

真如堂に咲く春日局ゆかりの桜

真如堂は正式名称を「真正極楽寺」という天台宗の名刹で京都では紅葉名勝としても知られています。

特に敷き紅葉の名勝として知られ、秋に色づく紅葉とシンボルの三重塔による競演が秋の真如堂を彩る美しい景観を演出します。

御本尊の阿弥陀如来立像は京都六阿弥陀のひとつに数えられ、年に一度毎年11月15日に御開帳される秘仏として知られています。

Kyotaro個人的には拝観料1,000円がかかりますが、東山三十六峰を借景にした枯山水庭園「涅槃の庭」の特別拝観がお気に入りでここの静かな空間が大好きです。

真如堂境内の桜について見ていきましょう。

真如堂山門に咲き誇る桜

真如堂山門まえの参道には満開時には見事な桜が咲き誇り、情緒満点の秋とは異なる風景が広がります。

“しだれ桜”も美しいのですが、真如堂の山門前には“ソメイヨシノ”が咲き誇り、山門の赤に桜のピンクが映える景観にみとれてついシャッターを切ってしまいます。

秋とは異なる、桜が出迎えてくれる春の真如堂境内への期待が高鳴る瞬間です。

真如堂といえば三重塔、しだれ桜とのコントラスト

真如堂のシンボルと言えば本堂の手前にそびえ立つ、高さ約30mの本瓦葺きの「三重塔」です。

脇に立つ“しだれ桜”越しに真下から眺める「三重塔」はインスタ映えスポットにもなっており、秋の紅葉シーズンとはまた異なる趣があります。

可憐な“しだれ桜”に包まれるかのように建つ「三重塔」の幻想的な瞬間がまさに絶景といっても過言ではありません。

真如堂の本堂横にある春日局ゆかり「たてかわ桜」

三重塔から本堂向かって右手に進んでいくと石柱で囲まれる桜の木が立っています。

訪ねた当時はまだ蕾の状態で残念ながら桜はまだ咲いてませんでしたが、この木こそが春日局ゆかりの「たてかわ桜」です。

徳川三代将軍である家光公の乳母であった春日局が父親である斎藤利三(さいとうとしみつ)の菩提を弔うために植えた木として知られています。

本堂南側から裏手にかけても桜の樹々があり、春になると桜が満開の花を咲かせ、堂宇とのコントラストが美しいスポットになっています。

ぜひ、三重塔だけでなく本堂周辺に咲く桜や春日局ゆかりの「たてかわ桜」にも注目してみて下さい。

金戒光明寺と真如堂へのアクセスと駐車場

●くろ谷 金戒光明寺
TEL:075-771-2204
〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
■拝観時間 9:00~16:00
■拝観料金 境内自由
■アクセス
・市バス/「岡崎道」下車、徒歩約10分
・市バス/「東天王町」下車、徒歩約15分
・京阪鴨東線「神宮丸太町駅」下車、徒歩約20分
■駐車場  山門にコインパークあり(有料60分400円、最大800円)

●真如堂(真正極楽寺)
TEL:075-771-0915
〒606-8414 京都府京都市左京区浄土寺真如町82
■拝観料金 境内自由 ※書院・庭園1,000円
■拝観時間 9:00~16:00(受付15:45迄)
※行事で拝観を休止・制限する場合あり。
■アクセス 市バス「錦林車庫前」下車、徒歩8分
・JR京都駅より市バス5・17・100系統「錦林車庫前」
・四条河原町より市バス5・17系統「錦林車庫前」
・出町柳より市バス17・102・203系統「錦林車庫前」
・京阪鴨東線「神宮丸太町駅」下車、徒歩20分
■駐車場  参拝者専用あるが観光用なし
※総門に隣接してコインパークあり
※紅葉シーズンの自家用車利用はやめましょう


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まとめ

今回は徒歩で移動できる2つの名刹「金戒光明寺」と「真如堂」に咲く桜の紹介でした。

まるで2つの寺院は繋がってるかのような距離にあり、ゆっくり歩いてめぐるのがおすすめです。

Kyotaroは今回自転車(チャリ)でめぐりましたが、丸太町通から真如堂までは結構な登坂の住宅街となってるので自転車を金戒光明寺に置いたまま真如堂まで歩いていきました。

途中には「会津藩殉難者墓地」があり、歴史の舞台となった道を歩き、真如堂へと辿り着きます。

紅葉時期以外は本当に静かなエリアなので春の桜シーズンも比較的、のんびり参拝できるのでおすすめのスポットとして紹介させて頂きました。

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