興聖寺の特別公開、西陣にある武将茶人・古田織部ゆかりの地を訪ねて

神社仏閣(観光)

“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都西陣にある「興聖寺」は通常非公開の寺院で周辺住民ですら境内がどうなってるのか?気になるほどベールに包まれた寺院です。

今回「京の冬の旅」で実に40年ぶりの特別公開が開催中なので実際に行ってきました。

Kyotaroは人生初の「西陣 興聖寺」拝観となります、詳しく見ていきましょう。


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興聖寺40年ぶりの特別公開、見どころは?

2022年「京の冬の旅」が1月8日~3月18日まで開催されており、今回40年ぶりの特別公開となるのが古田織部ゆかり“おりべ寺”こと「興聖寺(西陣)」です。

京都には他にも宇治に紅葉名勝として有名な「興聖寺」が宇治川のほとりにありますが、今回紹介するのは京都西陣にある臨済宗の古刹です。

境内の見どころについて見ていきましょう。

山門

臨済宗興聖寺と書かれた山門。

通常非公開の寺院のため門戸には「檀信徒等、関係者以外の方の立入を固く禁ず 山主」と書いた貼り紙があります。

本堂

山門の先、正面に見える大きな伽藍はかつて仏殿と呼ばれ使用されていた本堂。

参道は真っすぐでなく庫裏の前を通る参道を経て本堂へ。

本堂内は撮影禁止、御本尊の釈迦如来像、向かって左には達磨大師、右側には弥勒菩薩が安置されています。

また天井には鳴き龍こと雲龍図が描かれており、龍の図の真下で両手を叩くと龍の鳴き声が響き渡るような反響を体感できます。

方丈襖絵

本堂の拝観後は方丈へ移動。

方丈で目を引くのが何といっても「青波(せいは)」の襖絵。

興聖寺の方丈襖絵は絵ではなく、海の中から撮影したフィルム写真が貼られた鮮やかなブルーの襖です。

「青波」は海中写真家の杏橋幹彦氏によるもので約20年前にフィジーの海で撮影されたもの。

神秘的な写真でつい見入ってしまします。

また方丈天井には檀家さんによる日本の四季を描いた天井画がありますのでこちらも必見です。

方丈前庭園

方丈の前には庭園が広がり、一面が苔に覆われた緑の庭園。

方丈の西側奥まで庭園は続いており、川と池、そして小さな滝があり、情緒満点の雰囲気が広がります。

陽当たりが良く、冬でしたが訪れた日は晴れ間が出てぽかぽか陽気で気持ちの良く軒先から庭園を眺めることができました。

興聖寺御朱印

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方丈にて御朱印を授かることができます。

書置きのみの対応ですが、今回は40年ぶりの特別公開ということなので御朱印(300円)を授かりました。

「南無釈迦牟尼佛」と書かれた御朱印です。

なんと御朱印を書いてる人のひとりは外国人の方でしたが、着物が似合う男性で丁寧にお辞儀までして対応下さいました。

興聖寺ゆかりの武将茶人・古田織部を偲ぶ

興聖寺といえば古田織部、通称おりべ寺とも呼ばれるほど武将茶人である古田織部にゆかりのある寺院として知られます。

古田織部は正式名称を古田重然(しげなり)といい、千利休亡き後の世で“天下一の茶人”と云われた人物で豊臣秀吉、徳川家康の茶堂、徳川秀忠の茶の指南役としても有名です。

ここではそんな古田織部の茶の心に触れることができる境内の史跡を紹介します。

おりつくばいと織部灯籠

方丈から順路に従って進むと右手に大きな穴があいた中庭が見えてきます。

これは「おりつくばい」で螺旋状の石段の最下部に手水鉢が見えます。

写真でみるよりも実際はとても大きく感じる穴で深さも結構なものです。

おりつくばいの傍には土台のない珍しい灯籠があり「織部灯籠」と呼ばれています。

茶室雲了庵

おりつくばいの先へと廊下を進めていくと茶室が見えてきます。

「茶室雲了庵」で内部には古田織部の木像と左奥には茶室が再現されています。

千利休は一畳程度の小さな茶室で客人と膝を突き合わすくらいの広さで客人をもてなしたといいますが、古田織部は三畳程度の間で窓が多く明るい茶室を好んだと云われます。

茶室の前にはとても美しい庭園が広がり、白砂に四角い石、青々とした苔のほか、手水鉢や灯籠が配置された風情ある庭園を楽しむことができます。

茶室内は撮影禁止ですが、茶室外観と美しい庭園の写真撮影は可能なのでシェアさせて頂きます。

興聖寺(西陣)へのアクセスと駐車場について

●円通山興聖寺
TEL:075-451-4722
〒602-0082 京都府京都市上京区上天神町堀川通上御霊前上る堀川町寺ノ内上2
■拝観料金 京の冬の旅 800円
■拝観時間 10:00~16:30
■アクセス 水火天満宮の堀川通向い側
・市バス「天神公園前」下車、徒歩すぐ
・市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車、徒歩10分
■駐車場  なし※周辺コインパーク利用


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まとめ

今回は京都西陣にある興聖寺特別公開の紹介をさせて頂きました。

仏殿と呼ばれていた本堂の鳴き龍や方丈の襖絵、見事なおりつくばいと茶室など非常に見どころの多い寺院です。

また興聖寺には平安時代1163年~1169年の6年間で書写された一切経の経典約5300巻がほぼ完璧な状態で保持されています。

興聖寺ではこれら貴重な経典群を後世に伝えるため、一切経保全にかかる費用を捻出するため「京の冬の旅」に参加されたそうです。

2022年が実に40年ぶりの「京の冬の旅」での特別公開で境内は必見の価値がある寺院なのでKyotaroからもおすすめします。

今回を見逃したら次回はいつ公開になるかわかりませんのでぜひこの機会に訪ねてみてはいかがでしょうか。

事前予約が必要との事ですが、時間枠に空きがあれば当日でも拝観が可能です。

街中の近代的な建造物に囲まれたロケーションですが、敷地も街中の割には比較的大きな寺院なのでゆったり拝観が可能です。

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