長徳寺で早咲きのオカメ桜と寒緋桜が春の到来を告げる、京都の春一番

京都桜の名所
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京都在住のブロガーKyotaroです。

最近、京都市内でも早咲きの桜が増えたように思います。

淀水路の河津桜をはじめ、市内で河津桜開花の便りが届いてますが、同じく早咲きの桜として知られるのが「オカメ桜」と「寒緋桜」です。

今回は京都の出町柳にある長徳寺で楽しむお花見の紹介です。


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長徳寺のオカメ桜と寒緋桜が京都に春の到来を告げる

京都の出町柳にある長徳寺は京阪電車と叡山電車の出町柳駅前すぐの場所にある通常非公開寺院です。

3月中旬から3月下旬にかけて満開の時期を迎えるので河津桜より少し後に咲く濃いピンクの桜で可憐で小ぶりな花びらがとても綺麗です。

長徳寺の山門前に咲き乱れるオカメ桜と寒緋桜

長徳寺の山門前には「オカメ桜」と「寒緋桜」の木があります。

観光寺院でないため境内には入れませんが、オカメ桜の木があるのは山門前、地蔵堂の近く。

山門前に濃いピンクの「オカメ桜」が2本、ワインレッドの「寒緋桜」1本が咲き誇ります。

開花期間中は通りすがりの人々が写真撮影をするため結構、山門の前は人で賑わっています。

長徳寺オカメ桜の見頃

長徳寺オカメ桜の見頃は例年3月中旬から3月下旬頃といわれています。

2022年3月25日時点でもまだ桜の花を観賞することはできました。

でもピークは終了しており、2022年の満開ベストシーズンは3月3連休に見頃を迎えました。

オカメ桜の特徴

オカメ桜の名前は「おかめ」から来ているようです。

「おかめ」は古来より福を呼ぶ顔のことを意味し、美人を意味する形容詞として使われるようになりました。

顔がふっくらとした垂れ目の女性を「おかめ」と現代では呼ぶようになり、美人ではなくその反対の意味で使われることが多くなりました。

オカメ桜の由来は「おかめ」ですが、1947年にイギリスの桜研究家イングラム氏が寒緋桜とマメザクラを交配させた品種です。

ソメイヨシノと違ってオカメ桜は散ってからも楽しむことができる“散り桜”がとても綺麗で地面に広がる濃厚なピンクが映えるのが最大の特徴です。

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長徳寺について

長徳寺は観光寺院ではない非公開寺院のため境内に入ることは出来ません。

山門から境内を眺めることができますが、きっちり整備された寺院で境内庭園は右大文字こと如意ケ岳を借景にした浄土宗の寺院で御本尊は阿弥陀如来。

開基は豊臣政権下でフィリピン貿易を担当、マニラ侵攻計画でも有名な長谷川宗仁。

1918年8月に勃発した「米騒動」が最初に起こった場所としても有名です。

長徳寺は隣接する萩の寺として有名な「定林寺」、「正定院」とともに「砂川の三軒寺」と称された寺院のひとつでもあるのです。

長徳寺へのアクセスと駐車場について

●報恩山長徳寺
〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町34-1
■拝観時間 通常非公開
■拝観料金 通常非公開
■アクセス 出町柳駅(京阪、叡電)から徒歩すぐ
■駐車場  参拝者専用完備(無料)


※駐車場については非公開寺院のため、参拝する人以外の利用は不可能です。


※鴨川対岸の京都市営駐車場または定林寺横のコインパークを利用するようにしましょう。


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まとめ

今回は京都に春の到来を告げる長徳寺オカメ桜の紹介をさせて頂きました。

京都では他にも「千本釈迦堂」にある「おかめ桜」も有名ですね。

ここ何年かの間に「千本釈迦堂」とともに有名となり、2022年は3月20日前後に満開を迎えてSNSで話題となっていました。

長徳寺は観光寺院ではないため、オカメ桜のお花見をする場合はマナーを守って長時間滞在したり、ゴミを捨てたりしないようにしましょう。

3月末にかけてピークは終わり、これからは“散り桜”による“桜の絨毯”が楽しめそうです。

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