京都在住のブロガーKyotaroです。
京都には3つの熊野神社があります。京都熊野神社、新熊野神社(いまくまのじんじゃ)、そして熊野若王子神社です。
この三社を総称して“京都三熊野”といいます。そして熊野神社といえば、八咫烏(やたがらす)、三社のご朱印には八咫烏の姿が。
京都三熊野のなかでいちばん古いのが京都熊野神社です。
そう八咫烏といえば連想するのは“サムライブルー”こと、サッカー日本代表のエンブレムですね。
ここでは八咫烏のエンブレムが入ったサムライブルーの御守りを授かることができます。
詳しく見ていきましょう。
京都熊野神社といえば八咫烏、その由来について
熊野神社といえば八咫烏が有名です。その由来は熊野神社の主祭神・家津美御子大神(素盞鳴尊)のお仕えが八咫烏というところから来ています。
熊野神社の由緒と祭神
熊野神社はわが国で最初の夫婦神とされる伊弉冉尊(イザナミノミコト)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と天照大神(あまてらすおおみかみ)、速玉男尊(はやたまのをみこと)、事解男尊(ことさかのをみこと)の五柱の神様をお祀りしている由緒ある神社です。
京都熊野神社は811年に修験道の始祖役小角(えんのおづぬ)の十世僧日圓が国家護持のため紀州熊野大神を勧請いたことに始まります。
後の1090年に僧増譽が聖護院を創立した際に京都熊野神社を鎮守神として別当をおいて管理しました。
京都熊野神社の歴史
平安末期に後白河法皇は熊野御幸を行っておられました。同時に京都熊野神社への尊信も篤く、紀州より遠路はるばる土砂や樹木を移植されて社頭の整備に力を注がれたのです。
1396年には足利義満公が広大な社地を寄進、その社域は一時、鴨川にまで至る規模になっていたのです。
その後、応仁の乱によって荒廃、1666年に聖護院宮道寛法親王が再興、1835年にも朝廷をはじめ多くの寄進により本殿再建など大改修が行われました。
現在の本殿は当時の賀茂御祖神社(今の下鴨神社)の旧本殿を移築したものです。
その後、明治、大正、昭和と現在の京都市街の開発に伴い、現在の社域となったのです。
京都熊野神社のご利益と御守りについて
まず、京都熊野神社のご利益は縁結び、安産祈願、病気平癒、鎮火。
最後の鎮火の由来は、古くから節分の日に“火の用心の御礼”を受ける風習があるところからきています。
主な祭事は、4月29日の神幸祭、5月16日の例祭、11月20日火焚祭。
京都熊野神社で授かることができる御守りには、烏絵馬、牛王絵馬、火の用心御札、加楽寿守り、そしてサッカー守り。
サッカー守りは、冒頭にも紹介しましたが、サッカー日本代表ユニフォームを模したデザインとシンボルの八咫烏エンブレムが入った御守りです。
息子がサッカーをしているので、サッカーでの目標達成、技能上達祈願のため購入しました。がんばれよー!
ご利益には他にも健康長寿、厄除もあるので家族全員の健康、多幸をお祈りしました。
京都熊野神社のアクセスと駐車場について
●京都熊野神社
TEL:075-771-4054
〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町43
■拝観時間 9:00~17:00(京都十六社朱印めぐり受付)
■拝観料金 境内自由
■アクセス 京阪電車か市バスの利用が便利
・京阪電鉄鴨東線「神宮丸太町駅」より東へ徒歩5分
・市バス「熊野神社前」下車、徒歩すぐ
■駐車場 自家用車3台あり※周辺にコインパークあり
まとめ
今回は、京都十六社朱印めぐりでの参拝でしたが、ここから東に向かって岡崎神社、熊野若王子神社と丸太町通りを突きあたりまで行きます。
Kyotaroは自転車でしたのでこの三社は本当に効率よく回ることができました。
公共交通機関利用の場合は市バス、もしくは天気が良ければ徒歩で移動してもいいと思いますよ。
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