嵐山だけじゃない!?京都の美しい竹林が有名な5つのスポットを紹介

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“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。

京都在住のブロガーKyotaroです。

京都といえば風光明媚な“竹林”をイメージする人も多いのではないでしょうか?

近年はガイドブックの影響からか、海外からの観光客にも「バンブーフォレスト」として紹介されて人気のスポットになっています。

当ブログでも各所の竹林の道を紹介してきましたが「実際、嵐山以外の竹林ってどうなの?」という疑問にこの記事ではお応えしていきます。

有名な観光地から意外な穴場まで5つのスポットを厳選しました。

詳しく見ていきましょう。

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ダントツの人気!嵐山「竹林の小径」

京都で竹林といえば嵐山から嵯峨野にかけて続く「竹林の小径」ですね。

海外のガイドブックにも「バンブーフォレスト」として紹介されており、京都でもトップクラスの人気を誇る観光地になっています。

かつては「着物のテレビCMで放送されたのがきっかけで人気が爆発した」とも言われており、爽やかな風がたなびく竹林は本当に静かで風情があります。

嵐山の長辻通から縁結びで有名、源氏物語の舞台としても有名な嵯峨野めぐりの玄関口に鎮座する「野宮神社」あたりから竹林を見ることができます。

いちばんのハイライトは大本山天龍寺の北門付近から大河内山荘にかけての竹林、よくガイドブックに写真が掲載されるのはこのエリアの竹林です。

周辺には嵯峨野トロッコ列車の嵐山駅や御髪神社、常寂光寺にもすぐ行けるルートがあり、嵯峨野めぐり人気のエリアとなっています。

近年は「人力車」のえびす屋さんが整備管理する竹林も登場、人力車に乗りながら写真撮影したり、イベントが開催される竹林スポットも登場し、多くの観光客で賑わっています。

嵐山竹林・野宮神社の詳細・行き方

●野宮神社
TEL:075-871-1972
〒616-8393 京都府京都市右京区嵯峨野宮町1
■拝観時間 9:00~17:00
■拝観料金 境内自由
■アクセス JR・嵐電・阪急が便利
・京都駅よりJR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩約15分
・四条大宮より京福電鉄(嵐電)「嵐山駅」下車、徒歩約10分
・大阪方面より阪急電鉄嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩約12分
・市バス&京都バス「嵐山天龍寺前」下車、徒歩約10分
■駐車場 なし ※周辺コインパークを利用。

野宮神社じゅうたん苔は嵯峨野めぐり起点、黒木鳥居など見どころ紹介
よく「竹林の小径」=「嵯峨野」というイメージがありますが、もっと素晴らしい竹林が“奥嵯峨”にあります。今回はそんな「嵯峨野めぐり起点」となるスポットの紹介です。

北政所ねねの菩提寺・高台寺の竹林

続いて京都で人気なのが北政所ねねの菩提寺として有名な高台寺にある竹林です。

高台寺は桜や紅葉のライトアップスポットとして有名、人気がある寺院ですが、境内の拝観順路の最後にある「竹林」もとても人気があります。

そもそも高台寺は京都を代表する人気観光地のひとつであり、方丈庭園にあるしだれ桜、秋には東山が真紅に染まる紅葉がとても美しいスポットとして世界的にも有名です。

高台寺の竹林は綺麗に整備されており、秀吉公とねね様に肖って“恋人の聖地”として紹介されているため、カップルや女性にとって映えスポットとしても人気があります。

メインはしだれ桜や紅葉観賞かもしれませんが、最後に見る竹林にさらに感動することは間違いないでしょう。

ぜひ、あなたも大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか?

高台寺の詳細・行き方

●高台寺
TEL:075-561-9966
〒605-0825 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
■拝観時間 9:00~17:30(17:00受付終了)
※ライトアップ期間のみ日没後点灯~22時まで(21:30受付終了)
■拝観料金 大人600円、中高生250円
※高台寺掌美術館拝観含む
■アクセス 祇園四条、清水五条から徒歩が便利
・京阪電車/「祇園四条駅」下車、徒歩約15分
・阪急電車/「京都河原町駅」下車、徒歩約20分
・市バス/「東山安井」下車 徒歩約7分
■駐車場 倒変木高台寺駐車場(有料1時間まで600円、以降30分ごと300円)

高台寺しだれ桜と円山公園の祇園しだれ、ひと足早く満開の桜を楽しむ
2022年の京都は桜が平年より2日早く開花しました。でも2021年と比べると1週間程度は開花が遅れた名所が多いようです。今回は桜が咲き始めの京都で早咲きで有名なふたつのしだれ桜を見てきたのでシェアします。

京都・向日市にある竹林の道

京都の向日市と洛西にまたがる竹林公園の周辺には“竹の径”があり、地元住民の憩いの場、散策ルートになっています。

もともと観光地ではないため、観光客もそこまで多くないのですが、周辺は筍の産地でもあり、とても美しい自然の竹林が広がります。

向日市の“竹の径”の特徴は様々な竹垣にあり、竹林と竹垣のコントラストがまた格別な景観を作り上げています。

“竹林の道”と併せて京都市洛西竹林公園には竹の資料館があり、園内にも竹林が広がり、隣接する子どもの広場は夕陽の名所にもなっていてKyotaro個人的にも大好きなスポットになっています。

交通アクセスがやや不便なのですが、歩くことが大好きなあなたにはぜひ、訪ねて頂きたいスポットです。

自然に広がる向日市にある竹林の美しさは、京都嵐山の竹林とはまた違う、良さがあり、心が和みます。

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竹の径(向日市)の詳細・行き方

●竹の径(向日市)
〒617-0002 京都府向日市寺戸町
■営業時間 見学自由
■見学料金 無料
■アクセス
・阪急京都線「洛西口駅」下車、徒歩15分
・阪急京都線「東向日駅」下車、徒歩25分
・阪急バス「向日市役所」下車、徒歩18分
■駐車場  なし コインパーク利用
※コインパークはキョウテク洛西竹林公園を利用するのが便利で平日最大300円で60分200円、週末土日祝は最大700円で同じく60分200円となっています。

竹の径(向日市)は阪急洛西口駅から歩くと便利?行き方と見学所要時間
今回は京都西山エリアに広がる竹林を活用・整備した近年話題沸騰の「竹の径(向日市)」の紹介です。Kyotaroが学生の頃は、部活動のランニングコースだった向日丘陵の竹林ですが、このあたりは全国屈指の筍の産地でもあります。観光に際してややわかり辛い場所にあるので行き方と見学所要時間について紹介します。

竹の寺こと地蔵院の竹林

京都にある“竹の寺”こと地蔵院は京都市西京区松尾にひっそりと佇む寺院です。

一休禅師の生誕地としても有名で山門より境内に入った参道沿いには竹林が広がります。

そもそも地蔵院がある周辺一帯は竹林が広がるエリアとなっており、先に紹介した向日市の“竹の径”同様に筍の産地として有名です。

地蔵院は竹林だけでなく、青もみじ、そして紅葉の名勝として知られており、境内では爽やかな風と共に竹林、青もみじがそよぐ光景を満喫することができます。

境内奥にある方丈から眺める「十六羅漢の庭」はとても美しく、方丈の反対側にはハートの猪目窓があり、窓の先に広がる竹林を楽しむこともできます。

周辺には苔寺(西芳寺)や鈴虫寺(華厳寺)などの有名な寺院が東海自然歩道沿いに点在しており、歩いて巡ることができるのも魅力です。

竹の寺・地蔵院の詳細・行き方

●衣笠山地蔵院
TEL:075-381-3417
〒615-8285 京都府京都市西京区山田北ノ町23
■拝観時間 9:00~16:30
■拝観料金 大人500円 小中校生300円
■アクセス
・阪急嵐山線/「上桂駅」下車徒歩15分
・京都バス/JR京都駅より73系統「苔寺鈴虫寺」下車徒歩3分
■駐車場  参拝者専用駐車場(無料5台)

地蔵院竹の寺の見どころは十六羅漢の庭、一休禅師ゆかりの地を訪ねて
今回はKyotaroの庭といってもいいエリア「衣笠山地蔵院」の紹介。ここは“竹の寺”としても有名です。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からしばらく拝観休止でしたが、2020年5月22日から拝観を再開したとのことで久々に訪れました。青竹と青もみじ、深緑深まる境内のそよ風がとても心地よかったです。

奥嵯峨の隠れたスポット化野念仏寺にある竹林の道

最後に紹介するのが奥嵯峨の隠れたスポット「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」です。

「化野念仏寺」は約8,000体の石仏・石塔が、石をひとつふたつと積み上げた「西院(さい)の河原」が有名で例年8月に行われる「千灯供養」では数千体の無縁仏にろうそくの日が灯り、幻想的な夏の夕涼みの景観が広がります。

境内奥にある六面体地蔵と墓地へと続く石段が「竹林の道」になっており、下段から上段へ向けて撮影した写真がとても美しい竹林の風景となり、隠れた竹林スポットになっています。

嵐山渡月橋から歩いて30分程度はかかる場所のため、平日であれば比較的観光客も少なくて静かに境内を拝観することができますのでおすすめです。

また境内は青もみじもとても美しく、境内庭園には緑苔が広がる箇所もあり、新緑の眩しい季節にはグリーンシャワーを浴びる、そんな景観が広がります。

嵯峨野めぐりの二尊院、祇王寺から歩いて5~10分程度の場所にあり、周辺は“嵯峨鳥居本保存地区”の石畳が続く風情がある街並みとなっています。

化野念仏寺の詳細・行き方

●化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
TEL:075-861-2221
〒616-8436 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
■拝観時間 9:00~16:30(受付終了)
※1・2・12月は15:30に受付終了
■拝観料金 大人500円 中高生400円 小学生以下無料
※千灯供養期間は1,000円(8月最終の土・日曜日)
■アクセス
・阪急電鉄/嵐山駅下車、徒歩40分
・京福電鉄/嵐山駅下車、徒歩30分
・京都バス/阪急嵐山駅、嵐山天龍寺前(嵐電嵐山駅前)から94系統で「鳥居本」下車、徒歩3分
■駐車場  なし※周辺有料駐車場を利用

化野念仏寺の行き方と見どころを紹介、あの竹林の道はここにある?
気候が良くなってくると休みの日はよく嵐山から奥嵯峨へ出かけることが多くなります。嵐山に着くと自転車を置いてそこから奥嵯峨まで徒歩移動。時間にして30~40分は歩きます。今回は静寂に包まれた奥嵯峨にある「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」の紹介。歴史が物語るとおり、ここは通常の寺院とは違う雰囲気が漂う、静かな念仏寺。


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まとめ

今回は京都にある竹林で有名なスポットを5つ紹介させて頂きました。

嵐山の竹林は今や渡月橋と並んで嵐山嵯峨野観光の代名詞となっていますが、それ以外にも京都には竹林が楽しめるスポットがあります。

自然に群生する竹林、有名な寺院の境内にある竹林、隠れた名所的な竹林などそれぞれが個性の異なる景観を生み出しているスポットなので楽しみ方も異なります。

残念ながら京都嵐山の竹林は新型コロナウィルスが落ち着き、海外からの観光客が徐々に戻り始めた現在、静かな竹林が人で埋め尽くされる、かつてのオーバーツーリズム現象に逆戻りしつつあります。

嵐山の竹林を楽しむなら早朝、もしくは夕方の時間帯がおすすめなので時間をズラして観光されることを推奨します。

嵐山以外にも素晴らしい竹林が京都にはたくさんあるのでぜひ、訪ねてみて下さい。

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