“京都はんなりずむ”を訪れて頂きありがとうございます。
京都在住のブロガーKyotaroです。
3月になってはや一週間が経ちましたが、季節は着々と進み、梅の花も見頃から散り始めを迎えている名所もちらほら。
Kyotaroは桜が大好きでお花見を毎年欠かさずしてるのですが、今年は梅の花にハマってます。
特に紅白の鮮やかな“しだれ梅”は桜と比べても遜色ない美しさを誇ることが最近わかってきました。
今回は当ブログ、Kyotaroによる“京都の梅の名所ベスト5”勝手にランキングの紹介です。
第1位・北野天満宮
京都の梅の名所といえば、Kyotaroは「北野天満宮」がまず頭に浮かびます。
なぜ?とよく聞かれますが、おそらく梅の規模(50種・約1,500本)と境内にある梅苑の夜間ライトアップイベントが開催されてるからですね。
京都では1月下旬ころから咲き始めのニュースとともに受験生の合格祈願の様子がテレビで報じられてるので季節の風物詩のようになっています。
1月下旬に開花した梅の花は3月中旬頃までと桜と違って1ケ月以上は梅のお花見を満喫することができるのも魅力の一つですね。
2021年は長女、次男がそれぞれ大学、高校受験を迎えており、菅原道真公に合格祈願へ行ってきました。
梅の花が終わり、桜が満開を迎える頃には“御礼参り”に行ってる自分を想像しながら。
●北野天満宮
TEL:075-461-0005
〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
■拝観時間 ※季節やイベントで異なる
4月~9月 5:00~18:00
10月~3月 5:30~17:30
※もみじ苑ライトアップ、梅苑ライトアップの期間や正月等は夜間も開門。
■拝観料金 境内自由
※梅苑公開は有料大人1,000円、小人500円(茶菓子付)
※2021年1月30日(土)~3月下旬
■梅苑ライトアップ
※2021年2月26日(金)~3月14日(日)の金・土・日曜日
※時間は日没~20:00(受付終了19:40)
※梅苑夜間1,000円(茶菓子付) ※昼夜入替なし
■アクセス 最寄駅は京福電鉄「北野白梅町駅」
・JR京都駅より市バス50・101系統「北野天満宮前」下車
・阪急西院駅より市バス203系統「北野天満宮前」下車
・京阪出町柳駅より市バス102・203系統「北野天満宮前」下車
・京阪三条駅より市バス10系統「北野天満宮前」下車
・京福電鉄「北野白梅町駅」下車、徒歩5分
■駐車場 参拝者専用あり(普段は無料)
※毎月25日縁日、初詣時期、ライトアップ時期は非常に混雑するため公共交通機関を利用下さい。
第2位・城南宮
京都伏見にある城南宮は方除の神様として有名ですが、境内に併設された「神苑」はとても美しい庭園が広がり、平安貴族の優雅な生活様式が再現されています。
「神苑」の“春の山”では「しだれ梅と椿まつり」を2021年(令和3)は2月18日~3月22日までの約1ケ月もの間、開催しており、2月下旬から見頃を迎えています。
「しだれ梅と椿まつり」の開催期間中、平日は午前10時から土・日・祝は午前10時と午後3時から神楽殿表舞台にて「梅が枝神楽」奉納が行われています。
梅の季節は朝一番、10時前後は平日であっても大勢の参拝客で境内は賑わい、神楽殿表舞台前に多くの人が集まって「梅が枝神楽」奉納が始まるのを待つ行列ができるほど。
京都の郊外にあり、名神高速の京都南インター下りてすぐ、かつ駐車場が参拝者無料ということもあり、梅のシーズンは朝から平日でも駐車場は満車に近い状態が続きます。
「城南宮」の梅は“しだれ梅”が限られたエリアに凝縮されたように植えられているので満開の時期、散り始めの梅の絨毯の時期と長い期間楽しむことができるのも魅力的です。
●城南宮
TEL:075-623-0846
〒612-8459 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
拝観時間 9:00~17:30
拝観料金 境内自由 ※神苑拝観大人600円
アクセス 名神高速・京都南インターすぐ
・地下鉄烏丸線又は近鉄京都線「竹田駅」下車、徒歩20分
・市バス「京都駅八条口」より19系統「城南宮」下車徒歩すぐ
駐車場 200台/無料
第3位・梅宮大社
「梅宮大社」は京都の中でも「北野天満宮」と同じく比較的早い2月中旬には見頃を迎える、別名“梅の宮”とも呼ばれる梅の名所です。
場所は京都の中心をはなれた場所にあるため、比較的参拝客が少ない神社です。
境内にも紅梅が咲いていますが、境内を取り囲む神苑(有料600円)の中にある梅苑には多種多様の梅があり、それぞれ見頃が異なるため3月中旬まで梅を楽しむことができます。
静かな「梅宮大社」の特徴としては梅の木すべてが同時に満開になることはなく、2月中旬より順番に満開を迎え、3月上旬には紅梅が満開を迎えます。
場所は少し分かりづらいですが、松尾大社から松尾橋(桂川)を超えて四条通をまっすぐ進んだ梅津の「梅宮大社前交差点」を左折した突き当りにあります。
阪急電鉄「松尾大社駅」から歩いて約10分の距離で参拝者専用の無料駐車場もあります。
●梅宮大社(うめのみやたいしゃ)
TEL:075-861-2730
〒615-0921 京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
■拝観料金 境内自由(神苑:大人600円小人400円)
■拝観時間 9:00~17:30(受付16:30迄)
■アクセス 松尾大社駅から松尾橋を渡る
・阪急嵐山線「松尾大社駅」下車、徒歩10分
・市バス「京都駅烏丸中央口」より28系統乗車「梅宮大社前」下車、徒歩3分
・市バス「京都駅八条口」より71系統乗車「梅宮大社前」下車、徒歩3分
■駐車場 無料駐車場あり
第4位・隋心院門跡
「隋心院」は小野小町ゆかりの門跡寺院で約230本の梅が咲き誇る「小野梅園」が寺院の前に広がります。
薄紅色の“はねず梅”が3月になると咲き出し、京都のなかでもいちばん最後に見頃を迎える遅咲きの梅として有名です。
2021年は開催中止になりましたが、3月最終日曜日には「はねず踊り」イベントが梅の開花にあわせて開催されます。
“はねず梅”の見頃は3月中旬から下旬がピークといわれ、京都市内各所の梅が散り始めた後に満開を迎え、桜が咲こうかという季節に満開を迎えます。
●随心院
TEL:075-571-0025
〒607-8257 京都府京都市山科区小野御陵町35
■拝観料金 大人500円 中学生300円 小学生以下無料
※小野梅園は2021年3月8日~3月31日まで公開(2021年は無料公開)
■拝観時間 9:00~16:30
■アクセス JR京都駅より山科駅乗換えが便利
・京阪バス/山科駅より小野で下車、徒歩5分
・市営地下鉄東西線/山科駅より小野駅下車、徒歩5分
■駐車場 参拝者専用あり(無料)
第5位・長岡天満宮
長岡京市にある菅公ゆかりの天満宮で境内は自然に囲まれた静かな景観が心を落ち着かせてくれます。
境内奥にある長岡公園には20品種140本の梅園があり、3月上旬から3月中旬にかけて見頃を迎えます。
ご本殿より左手奥に進むと梅園に行くことができます。
●長岡天満宮
TEL:075-951-1025
〒617-0824 京都府長岡京市天神二丁目15-13
■拝観時間
・4-9月:9:00~18:00
・10-3月:9:00~17:00
■拝観料金 無料
■アクセス
・阪急京都線/長岡天神駅から徒歩で10分
・JR京都線/長岡京駅から阪急バスで5分
・阪急バス/開田バス停から徒歩で2分
■駐車場 第1駐車場:最初40分無料で以降30分毎に100円、 第2駐車場:30分毎に100円(1日最大600円)※ご祈祷をお受けの方は2時間まで無料
番外編・梅小路公園
番外編として京都駅からも近い梅のスポット「梅小路公園」の梅林を紹介します。
ここは無料開放されていて、規模は140本程度と小さめですが、メジロもやって来て春の到来を体感でき、誰でも梅林を楽しむことができます。
「梅小路公園」はもともと市民の憩いの場という印象でしたが、ここ数年で京都水族館や京都鉄道博物館、JR山陰本線の新駅「梅小路京都西駅」が開業し、ホットなスポットとして注目されています。
また、2020年には「梅小路ポテル」が開業し、宿泊施設も周辺に開業して京都以外からの観光客が増えてるエリアでもあります。
●梅小路公園
TEL:075-352-2500
〒600-8835 京都府京都市下京区観喜寺町56-3
入園料金 園内芝生広場は自由
営業時間 園内自由
アクセス
・JR山陰本線「梅小路京都西駅」下車、徒歩すぐ
・京都駅(JR・地下鉄・近鉄)中央口より塩小路通を西へ徒歩約15分
・京都駅前B3乗り場より104・110系統、86・88系統「七条大宮・京都水族館前」「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車 ※86・88系統は土日のみ運行
駐車場 周辺コインパークを利用
※梅小路公園には交通弱者(障害者・高齢者等)専用「思いやり駐車場」しかなく、高齢者、障害をお持ちの方、未就学児、妊産婦が同乗される車が優先となります。
まとめ
今回は春の到来を告げる“京都の梅の名所ベスト5”の紹介でした。
「北野天満宮」「城南宮」「梅宮大社」ベスト3は定番中の定番で特に“しだれ梅”可憐な姿に目を奪われる人も多いのではないでしょうか?
気になるベスト3に続く名所では、梅としてやや遅咲きの「隋心院門跡」の梅園に咲き誇る梅の花と番外編の「梅小路公園」が特におすすめです。
「隋心院門跡」の梅園は2021年限定無料公開を実施しており、「梅小路公園」も“梅まつり2021”開催中止ですが、梅の花は元気に満開を迎えています。
この他にもたくさんの梅の名所が京都にはありますが、Kyotaroの独断偏見をどうかお許し下さいませ。
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