妙心寺塔頭の退蔵院で美しい枝垂れ桜に酔いしれる、満開見頃はいつ?

京都桜の名所
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京都在住のブロガーKyotaroです。

JR東海の「そうだ京都、行こう。」キャンペーンでは春や秋の京都各所の寺院がポスターとなって登場します。

「どの町の、どこの桜がお好きですか。おや、迷っていらっしゃる。どうぞ、ごゆっくり。」という2013年春のキャッチコピーとなったのが妙心寺塔頭の退蔵院の桜です。

見事な枝垂れ桜や境内の美しい春の景観をシェアします。


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妙心寺塔頭の退蔵院で美しい枝垂れ桜に感動

妙心寺塔頭寺院のひとつ退蔵院は「余香苑」の美しい枝垂れ桜がとても美しく全国的に知られています。

なぜ、妙心寺の一塔頭がそこまで有名になったのか?というと「そうだ京都、行こう。キャンペーンで2013年春にポスターになったから。

可憐で美しい枝垂れ桜のポスター、そして「京都に行こう」とつい思ってしまうキャッチコピーが多くの人々の心に響いたのでしょう。

退蔵院の桜について詳しく見ていきましょう。

退蔵院の桜、見頃はいつ?

退蔵院、例年の桜見頃は4月上旬から中旬にかけて満開を迎えます。

枝垂れ桜ですが、2022年は4月11日現在でも満開で見頃でした。

その年によって見頃が変わるので一概には言えませんが、だいたい4月第二週の土日あたりが見頃になる、と思っていいでしょう。

あとは各年の気候状況で例年より早く咲くのか?遅く咲くのか?開花後の天候はどうなのか?によって大きく変わってきます。

退蔵院の枝垂れ桜といえば「そうだ京都、行こう。」

退蔵院の枝垂れ桜は2013年春の「そうだ京都、行こう。」キャンペーンでポスターで大きく紹介されて以来、全国的に知られるようになりました。

2013年当時のポスターと今、実際に見るのとでは枝垂れ桜もある程度月日が経っているため若干、見た目の印象が変わっています。

枝垂れ桜の枝もかなり長くなっており、さらに情緒満点というところでしょうか。

事実、ポスター撮影当時にはなかった支柱が今はあり、長く青空に伸びる枝垂れ桜の枝を支えていてまるで不規則な蜘蛛の巣のような印象を受けました。

余香苑の入場門を額縁のようにして撮影された「そうだ京都、行こう。」のポスターですが、現在は枝が伸びすぎて額縁内に枝垂れ桜の全景がおさまらなくなりました。

桜の木も年が経つにつれて樹齢を重ねているので当然といえば、当然。

「そうだ京都、行こう。」ポスターの影響からか、門を額縁のようにして枝垂れ桜を撮影する人が今でもたくさんいらっしゃいますが、気にせずに撮影した方が綺麗に写真におさまりますよ。

退蔵院、桜の見どころは「余香苑」の枝垂れ桜

退蔵院、春の見どころは「余香苑」です。

理由は複数の枝垂れ桜が苑内に咲き誇り、また桜の季節後半には苑内の新緑が鮮やかになってくるので「青もみじ」とのコントラストも見応えがあります。


庭園奥にあるひょうたん池から眺める枝垂れ桜と苑内の新緑のコントラストはとても美しく撮影ポイントにもなっています。

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「余香苑」には入口はいってすぐの紅枝垂れ、そのすぐ後ろにある枝垂れ桜、ひょうたん池のほとりにある枝垂れ桜、そしてお茶席「大休庵」の前にある枝垂れ桜、計4本あります。

ちなみに退蔵院の境内にあるもうひとつの方丈前庭園「元信の庭」には桜の木はありませんのでここでお花見は出来ませんが、庭園入口唐門周辺の青もみじがとても鮮やかでした。

退蔵院のお茶席「大休庵」で四季を感じながら抹茶を堪能

退蔵院の池泉回遊式庭園「余香苑」にあるお茶席「大休庵」では500円でお抹茶と茶菓子を頂くことができます。

受付はお茶席に隣接する売店の方でできますので桜が綺麗な季節はぜひ、こちらで一服するのもいいかもしれません。

まさに特等席で枝垂れ桜の景観を独り占めできます。

お茶菓子は退蔵院貯蔵の国宝である「瓢鮎図」にちなみ、ひょうたんと鯰(なまず)をあしらったオリジナル半生菓子「是什麼(これなんぞ)」を召し上がることができます。

尚、お抹茶は夏季(6~9月)は冷たい抹茶を準備して頂けます。

お茶席からは庭園を眺めることができ、枝垂れ桜の枝が大きな窓の半分近くまで垂れさがる姿を堪能しながら、抹茶を楽しむ贅沢な時間を過ごすことができます。

退蔵院の拝観料と併せて1,100円のちょっと贅沢なお花見となりますが、旅の想い出に桜が満開の時期はお茶席の利用をおすすめします。

妙心寺塔頭退蔵院へのアクセスと駐車場について

●京都妙心寺退蔵院
TEL:075-463-2855
〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
■拝観料金 大人600円 小中学生300円
■拝観時間 9:00~17:00
■アクセス 京都各所からのアクセス
1)京都駅より
・JR山陰線「花園駅」下車、徒歩約7分
・市バス26系統、御室仁和寺・山越行き「妙心寺北門前」下車、徒歩約5分
2)三条京阪より
・京都バス62・63・65・66・67系統、嵐山・清滝・有栖川行き「妙心寺前」下車、徒歩約3分
・市バス10系統、宇多野・山越行き「妙心寺北門前」下車 徒歩約5分
3)四条烏丸より
・市バス91系統、大覚寺行き「妙心寺前」下車、徒歩約3分
4)嵐山方面より
・JR山陰線・京都行き「花園駅」下車、徒歩約8分
・嵐電・帷子ノ辻駅乗換、北野白梅町行き「妙心寺駅」下車、徒歩約10分
・京都バス62・63・66系統「妙心寺前」下車、徒歩約3分
・市バス93系統「妙心寺前」下車、徒歩約3分
■駐車場 退蔵院専用無料駐車場あり
・妙心寺南門正面通り西側の第一駐車場(約30台)
・妙心寺南門から東約30mにある第二駐車場(約10台)の2か所
※8時30分~17時30分まで利用

退蔵院への行き方は京都各地からJR山陰線、もしくは市バス、京都バスが便利です。また、嵐山方面からだと乗換がありますが、嵐電も便利な交通機関です。

また周辺観光地には「大本山妙心寺」の他に「仁和寺」や「龍安寺」もあり、嵐電で北野白梅町まで行けば「北野天満宮」にも行けるアクセス便利な立地になっています。

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まとめ

今回は京都の桜名所のひとつ退蔵院の桜を紹介させて頂きました。

2013年の「そうだ京都、行こう。」のポスターで有名になりましたが、その当時から枝垂れ桜の雰囲気も大きく変わっています。

現在の枝垂れ桜はさらに枝が大きく伸び、ポスターとは違った良さがある、という個人的な印象です。

また紅枝垂れとのことですが、花びらも当時に比べるとやや薄桃色になってきてるようにも感じます。

桜の木がそこまでたくさんけいだいにあるわけではありませんが、枝垂れ桜ということもあり「余香苑」の景観と融合した美しい景色を楽しめます。

青もみじと桜のコントラスト撮影も楽しめるのでぜひ、あなたもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

妙心寺や御室桜で有名な仁和寺にも歩いて15分ほどで行けるので併せてお花見を楽しみたいですね。

時期的に御室桜の見頃当初とぎりぎり重なるのでぜひ、お薦めします。

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