京都奥嵯峨のんびりそぞろ歩き~常寂光寺、二尊院、祇王寺、そして…

神社仏閣(観光)
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京都在住のブロガーKyotaroです。

京都嵐山から奥嵯峨は東山と並んで歩きながら名所旧跡をたっぷり観光できるエリア。

特に奥嵯峨は街並み、自然に囲まれた景観、本当に美しく静かな環境に心が癒されます。

嵐山から歩いて散策しながら、徐々に人通りも少なくなり、辿り着いたのは…?


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まるで庭園のような境内「常寂光寺」

「常寂光寺」は小倉山の麓、自然豊かな環境にある日蓮宗の仏教寺院で“青もみじ”と“緑苔”が美しい名勝。

常寂光寺がある嵯峨野は平安時代から皇族や貴族の別荘地で知られ、御嵯峨上皇、藤原定家の別荘地があったことでも有名なエリア。

まぁ、ひとことで言えば人里離れた、自然豊かな山里が広がる本当に静かな地域。

そんなエリアの奥地に「常寂光寺」はあります。

見どころは、苔の緑が特に美しい「末吉坂」、青もみじに囲まれた「仁王門」、本堂から鐘楼にかけてグリーンシャワー、そして小倉山高台から眺める嵯峨野街並み。

末吉坂周辺の苔は本当に緑が美しく、青もみじの時期は眩しい緑、紅葉の時期は真紅に染まるもみじと緑苔のコントラストが映えます。

他にも本堂裏側に広がる“池泉式回遊庭園”、小倉山の中腹に建つ“多宝塔”越しに眺望できる比叡山、京都の街並みは必見。

運が良ければ寺院で飼われている黒猫の「黒べえ」に会えるかも、とっても人馴れしてて愛着が湧いてきます。

常寂光寺の見どころは苔と青もみじが美しい、まるで庭園のような境内
今回は京都の嵯峨小倉山にある日蓮宗の仏教寺院である「常寂光寺」の紹介です。青もみじが美しい京都嵯峨野、小倉山の麓にあり、自然に囲まれたまるで境内が大きな庭園のような寺院です。そんな「常寂光寺」の見どころについてまとめました。寺院からの帰りに話題の「黒べえ」が見送ってくれました。

小倉百人一首の舞台「二尊院」

「二尊院」は「常寂光寺」から歩いて5分程度の距離。

途中、落柿舎があり、田園風景とスギ林のなかを通り抜けると「二尊院」山門に辿り着きます。

山門の前には無料駐車場があり、車で来ることも可能ですが、よほど人が少ない夏場か?冬季の参拝でないと観光シーズン中は満車になってることが多いです。

「二尊院」は小倉百人一首の舞台にもなった春の桜と秋の紅葉名勝として有名です。

正式名称を「小倉山二尊教院華台寺」といい、見どころは境内の本堂と「紅葉の馬場」と呼ばれる参道の景観です。

また勅使門の向こう側に見る紅葉は「そうだ京都、行こう。」のポスターにもなったシャッターポイントです。

勅使門の向こう側に真っ赤に燃えるような紅葉の景観は必見の価値ありです。

寺院の名前の由来は本堂に安置された二体の御本尊「発遣の釈迦如来像」と「来迎の阿弥陀如来像」から来ています。

御本尊が二体安置されてるのは浄土宗経典の「観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)」に描かれる情景が関係しているといいます。

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他にも「二尊院」にはベトナムとの交易や運河建設に多大な功績を残した豪商“角倉了以像”や“小倉餡発祥の地”など見どころが満載です。

二尊院の見どころは二如来像と紅葉の馬場、行き方と駐車場有無も紹介
今回は嵯峨野めぐりでぜひ訪れて貰いたい寺院の紹介です。常寂光寺や落柿舎のすぐ近く、祇王寺へ行く途中にある「二尊院」は周辺観光地も充実、嵐山から歩いて行くには程よい距離で、嵯峨野めぐりを堪能できる場所にあります。春には満開の桜、秋には紅葉が美しい、嵯峨野屈指の古刹です。

世界的に有名なスポット「祇王寺」

尼寺としても知られる「祇王寺」はあの平清盛公ゆかりの寺院で「平家物語」にも登場する悲恋の寺院。

「二尊院」から歩いて約7分程度で「祇王寺」に辿り着きます。途中、閑静な住宅街のなかを歩くことになります。

奥嵯峨の閑静な住宅街を歩きますが、お食事処、カフェなどが点在し、退屈することはありません。

春から初夏は緑が眩しい景観、秋になると紅葉が美しいのですが、特に緑苔の上に散ったもみじが“敷き紅葉”として12月上旬頃まで楽しむことができます。

「祇王寺」は悲恋の尼寺といいますが、“悲恋”とは平清盛とその寵愛を受けた白拍子の祇王によるもの。

祇王が清盛公の心変わりがもとで都を去り、母と妹と一緒に入寺したのが「祇王寺」と云われます。

明治初期に廃寺になり、墓と仏像のみ旧地頭の大覚寺に保管されていましたが、元京都府知事の北垣国道氏が明治28年に奥嵯峨の別荘一棟を寄付したのが現在の「祇王寺」です。

祇王寺は嵐山から徒歩で行けるの?行き方と境内の見どころを紹介
祇王寺は近くに嵐山という有名な観光地があります。駅から比較的遠い奥嵯峨は人が少なかったのですが、近年レンタサイクルもあり、行楽シーズンは結構な観光客が訪れるようになりました。今回はそんな奥嵯峨のなかでも世界的に有名なスポット「祇王寺」を紹介。

そして…、化野念仏寺と愛宕念仏寺ふたつの念仏寺へ


「祇王寺」からさらに奥嵯峨方面へ進めていくと“嵯峨鳥居本保存地区”へ辿り着きます。

この地区まで来るとさらに観光客もまばらになり、本当に静かで落ち着くエリアです。

そんな静かな奥嵯峨“嵯峨鳥居本保存地区”にある寺院が「化野念仏寺」と「愛宕念仏寺」です。

両寺院とも普通のお寺とは異なった雰囲気を持ちます。

かつて空海が遺骸を埋葬して五智山如来寺を建立した“埋葬の地”である化野(あだしの)。

「化野念仏寺」の見どころは「西院(さい)の河原」で約8,000体の石仏・石塔が、石をひとつふたつと積み上げた「賽の河原」に似ていることからその名が付けられました。

「愛宕念仏寺」は山門を潜ると境内の至る所に千二百羅漢像が安置され、ひとつひとつ表情が異なる羅漢像に驚かされます。

また「るろうに剣心」の5thエンディングに出てきたことでも知られ、「愛宕念仏寺」はアニメの聖地としても有名です。

化野念仏寺の行き方と見どころを紹介、あの竹林の道はここにある?
気候が良くなってくると休みの日はよく嵐山から奥嵯峨へ出かけることが多くなります。嵐山に着くと自転車を置いてそこから奥嵯峨まで徒歩移動。時間にして30~40分は歩きます。今回は静寂に包まれた奥嵯峨にある「化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)」の紹介。歴史が物語るとおり、ここは通常の寺院とは違う雰囲気が漂う、静かな念仏寺。
愛宕念仏寺でるろうに剣心にも登場した千二百羅漢像に出会う
嵯峨野の奥地、奥嵯峨のいちばん奥、清滝トンネル手前に建つ愛宕念仏寺。愛宕念仏寺は嵯峨野・嵐山観光の最北端でもあり、ここから嵐山方面へ山を下りながら観光することをホームページでも推奨しています。戦時中には無住寺になった、京都一の荒れ寺にある羅漢像の由来、寺院の歴史、そしてアクセスについてまとめました。

まとめ

京都奥嵯峨をのんびりそぞろ歩きするルートの紹介でした。

奥嵯峨は歩いて巡る観光地として切り開かれたエリアですが、本当に山里というにふさわしい景観でのんびり散策することができます。

5~7分歩くごとに名所旧跡が点在し、歩くには丁度いい、退屈しない街並みが広がります。

Kyotaroも春や秋に散策するのが大好きで、自転車(チャリ)で嵐山まで行き、そこから歩いて散策をするのが習慣となっています。

健康ウォークにも持って来いの超おすすめルートですよ。


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