京都が故郷のブロガーKyotaroです。
京都の嵯峨嵐山エリアは子供の頃から慣れ親しんだ場所です。
よく自己紹介で京都のどの辺に住んでるかと聞かれて“嵐山の近く”と答えるとすごく羨ましがられます。(嵐山に住んでるわけではないんですけどね)
そんな嵯峨嵐山エリアに自然に囲まれた素晴らしい庭園“大河内山荘庭園”があるのをあなたはご存知ですか?
実は入口が意外にわかりづらい場所にあるので行き方と駐車場などアクセス情報、そして周辺観光地の情報をまとめました。
ぜひ、参考にして下さいね。
大河内山荘庭園の行き方は?入口がわかりづらい?
京都嵐山にある“大河内山荘”の行き方についてまとめました。
実はKyotaroも子供たちを連れて“嵐山公園亀山地区”を散歩してた時に偶然見つけました。最初は「こんなところにあるんや…」という感じでしたが。
以下、詳しくまとめましたので参考にして下さい。
大河内山荘庭園の入口がある場所
大河内山荘の入口がある場所は、竹林の小径を進み、あの縁結びで有名な野宮神社手前を左折してさらに竹林の小径を進んでいった突き当りにあります。
他の目印として嵯峨野観光鉄道(嵯峨野トロッコ列車)の「トロッコ嵐山駅」がすぐ近くにあります。
小倉山と嵐山公園が隣接しており、雰囲気は山の中という印象ですが、目印は大きな黒い門に「大河内山荘庭園」と書かれた看板があるのですぐわかると思います。
阪急、嵐電、JRの各駅からのアクセス
基本的に嵯峨嵐山へは電車やバスの利用の方が多いと思いますが、私鉄各社、JRの駅から歩いていくことになります。
徒歩での所要時間は12~23分となります。目指すは“竹林の小径”と“野宮神社”です。
阪急電鉄嵐山駅(徒歩23分)
阪急電鉄嵐山駅からは、中之島公園、渡月橋を渡ってお土産屋さんが並ぶ嵐山のメインストリートへ出ます。
京福電鉄嵐山駅前、大本山天龍寺前も通過して真っすぐ進んだ先にある「竹林の小径」入口を左折するルートですね。
ただこのルートは本当に観光客や交通量が多いルートなので週末や観光シーズンは結構、時間がかかります。
京福電鉄【嵐電】嵐山駅(徒歩12分)
「大河内山荘庭園」までいちばん近い公共交通機関(電車)の駅が京福電鉄(嵐電)の「嵐山駅」となります。
駅を出て右手に進み、大本山天龍寺前を通過、「竹林の小径」入口を左折します。
JR山陰本線嵯峨嵐山駅(徒歩15分)
JR山陰本線の「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分くらいです。
大本山天龍寺を過ぎたあたりのメインストリートに出ますのでそこから「竹林の小径」入口まですぐです。
京都駅起点で乗り換えなしでアクセスできるが便利ないちばんスタンダードなルートです。
嵐山公園亀山地区を経由して行く方法
一般的にはわかりやすいので“竹林の小径”から“野宮神社”前を経由していく人が多いのですが、地元民のおすすめは“嵐山公園亀山地区”の公園を散策しながら行く方法。
嵐山公園は亀山地区、臨川地区、中之島地区と3つに分かれていますが、亀山地区は渡月橋の北岸をさらに桂川上流に歩いて行ったところにあります。
自然公園のような感じで園内には桜のお花見や秋になれば紅葉が楽しめるスポットでもあり、桜や紅葉の散策を楽しみながら“大河内山荘庭園”まで行けるおすすめルートです。
公園内ではお弁当を食べながらお花見したり、紅葉を眺めたりするのが地元住民の定番です。
大河内山荘庭園の駐車場情報、最寄りの駐車場は?
大河内山荘庭園には専用駐車場がありませんので最寄の有料パーキングを利用することになります。
京都市嵐山観光駐車場【渡月橋近く】
ここがいちばんスタンダードです。1日利用で1,040円となります。
車で来る人はほとんどがここをめがけて来られるので、桜シーズン、紅葉シーズンの嵐山周辺道路の渋滞はこの駐車場が原因と思っていいでしょう。
よって観光ハイシーズンの嵐山へは車で来ないことをおすすめします。
最寄のコインパーク3選
あとはコインパークが嵐山周辺にはたくさんありますが、土地柄、そんなに台数が止めることができず、シーズン中はまず満車のことがほとんど。
大河内山荘庭園から“近い”というだけのメリットで、各駐車場とも止められる台数が極小なのでシーズン中の利用はおすすめ出来ません。
大河内山荘庭園の周辺観光地、見どころを紹介
大河内山荘庭園の周辺は嵯峨嵐山の名勝旧跡がたくさんあるスポットです。
じっくり回れば一日あっても時間が足らないと思います。
嵯峨嵐山が京都観光において京都東山にも負けない観光地であることがご理解頂けるでしょう。
大河内山荘庭園の周辺観光地
大河内庭園周辺の観光地、見どころです。相当な観光地がありますので予め計画的にどこに行くかを決め手からおでかけ下さいね。
野宮神社
良縁、子宝、学問の神様。伊勢斎宮、源氏物語の旧跡として有名。
野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれます)が伊勢へ行かれる前に身を清められたと云われます。
常寂光寺
「百人一首」で知られる小倉山の中腹にある日蓮宗の寺院。
藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝えられ、16世紀末に日禛(にっしん)がこの地に隠棲したのが始まりと云われます。
春には桜、初夏には青もみじ、秋には紅葉と四季折々の風情が楽しめます。
落柿舎
嵯峨野にある草庵で松尾芭蕉の弟子であった向井去来の別荘として使用されていた場所。
名称の由来は、庵の周囲の柿が一夜にしてすべて落ちたという伝説による。
二尊院
山号は小倉山で正式には小倉山二尊教院華台寺(おぐらやまにそんきょういんけだいじ)という名称。
二尊院の名の由来は御本尊の「発遣の釈迦」と「来迎の阿弥陀」の二如来像に由来します。
勅使門から眺める圧巻の紅葉風景は有名です。
祇王寺
竹林と楓に囲まれた風情満点の草庵。「平家物語」にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりによって都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として有名。
新緑時期の青もみじと紅葉の名勝でもある。
大覚寺
1200年の歴史を誇る弘法大師(空海)を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。
明治初期までは天皇もしくは皇族と血縁のある方が住職を務めた皇室ゆかりの門跡寺院としても知られています。
化野念仏寺
浄土宗の寺院で正式名称は華西山東漸院念仏寺(かさいざんとうぜんいんねんぶつじ)。毎年8月最終土曜日・日曜日に灯明をあげて行われる幽玄な千灯供養は有名。
愛宕念仏寺
奥嵯峨にある天台宗の仏教寺院で御本尊は厄除千手観音。
境内にある千二百羅漢像は圧巻で人気アニメ「るろうに剣心」の聖地としても有名。
宝厳院
大本山天龍寺の塔頭寺院。
通常は非公開で秋に特別公開される「獅子吼の庭」は有名で紅葉シーズンにはたくさんの人が訪れる。
千光寺
山号は嵐山、寺号は大悲閣千光寺と称する、角倉了以ゆかりの寺院。
非常にわかりにくい場所にあり、渡月橋から船で行く“星のや京都”の山手に佇む寺院。
結構、歩くので覚悟して行きましょう。
法輪寺
御本尊の虚空蔵菩薩は「虚空蔵さん」の名で親しまれ、奥州会津柳津の円蔵寺、伊勢の朝熊山の金剛證寺とともに「日本三大虚空蔵」に数えられます。
地元では「十三まいり」の寺として有名で境内には電気、電波を守護する鎮守森「電電宮」が祀られている。
松尾大社
大山咋神・市杵島姫命を祀り、境内に霊亀ノ滝、亀ノ井の名水があり、酒造家の信仰が厚い「酒の神様」として知られる。
まとめ
嵯峨嵐山の「大河内山荘庭園」への行き方、駐車場情報、そして周辺観光地について紹介しました。
嵯峨嵐山には素晴らしい有名な観光地、寺院がたくさんあるので知る人ぞ知るスポットですが、庭園としては非常に素晴らしく、高台にあるので京都市街を一望できます。
嵯峨嵐山散策のアクセントとして訪れるのもいいですよ。
※入園料がおひとり様1,000円とやや高めですが。
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